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カテゴリー: 活動・行事

夏の味覚・庄内枝豆

夏の味覚・庄内枝豆

- だだちゃ豆のふるさと庄内から、有機栽培の枝豆“ちゃまめくん”をお送りします -

枝豆つくりのど素人だった私たち夫婦が枝豆つくりをしかも有機栽培で始めて10年目を迎えます。
冷凍用に1品種からはじめた枝豆つくりですが今では早生品種から晩生の品種まで10品種近くを栽培し、4月末から6月中旬までの種まきし、8月始めから9月上旬まで出荷しています。

<守り続けてきた在来種>

“だだちゃ豆”は長く地域の人たちが守り続けてきた在来種、庄内の枝豆の総称です。白山(しらやま)とか小真木(こまぎ)、尾浦(おうら)など地域の名前の付いたものや長四郎(ちょうしろう)といった人の名前の付いたもの、甘露(かんろ)は食感がそのまま名前になったもの、地域の種苗業者が育成した品種など、いろいろの品種の中から出荷時期や作る人の土地柄に合わせて品種を選び自家採取を繰り返しながら大切に栽培を続けてきたことが名前を聞くことで理解できると思います。

いずれも成熟すると豆が茶色で枝豆のときは莢(さや)の表面に茶色の毛があり、見た目はいまひとつですが味は抜群です。茶豆と呼ばれる所以で、改良された品種とはやや違います。

<有機栽培の決め手はぼかし肥つくり>

 有機栽培での枝豆つくりは堆肥や有機資材による土つくり、自家製の発酵肥料(ぼかし肥)の施用に尽きますが、その年の害虫の被害によって出荷量が80%から50%と大きく左右されます。
害虫の被害が大きいときは選別に手間がかかり、その割に出荷量が少ないというダブルパンチを受けることになります。

それでも『こんなにおいしい枝豆は始めて』という言葉に励まされ、10年続けて来る事ができました。
 今年も冬の間に心を込めて作った“ぼかし肥”をたっぷりと施し、おいしい枝豆に仕上げたいと思っています。庄内からの有機栽培の“ちゃまめくん”をどうぞお楽しみに。

生産者 志藤 正一

藤島小学校の生き物観察 6月29日

今年最初の小学生による生き物調査。庄内環境創造型農業会議もかかわる5年生の「田んぼ体験学習」の授業の一つです。
この地域でのサポートには、鶴岡市藤島庁舎エコタウン室の職員の方々がサポート体制をつくり生き物調査をおこなっています。この様な体験学習で食べ物や環境への関心がさらに深まることを期待したいと思います。子供たちの大きな歓声が聞こえます。

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大麦栽培生産者による圃場の巡回 6月3日

大麦の収穫適期は毎年10日前後。今年も栽培者による圃場の巡回をおこない刈り取り前の圃場確認(自主基準:化学合成農薬使用不使用・化学肥料慣行基準の半分使用)と収穫状況の確認を大麦部会でおこないました。全般的に良い状況の成育でしたが中に水はけのよくない畑地などがあり面積は拡大しましたが、昨年並みの収量にとどまっているようでした。

県内の大麦栽培は、庄内協同ファームの大麦部会の生産者が95%以上をこだわって栽培している貴重な作物です。甘みがあり美味しいからと毎年もとめて頂く方々の為にも、栽培や製品つくりに一生懸命にがんばっています。今年もどうぞよろしくお願いします。

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ユーアイコープ・「庄内田植え体験交流」

5月23-24日にユーアイコープとの田植え交流が行われました。今年は庄内協同ファームが受け入れを担当し有機圃場での田植えと公民館での交流、宿泊地での懇親会。翌日は山間部の朝日「わらび園」でわらび採りを楽しみました。

2003年からはじまった田んぼ体験交流も6回目となり、お馴染みになった顔の人も多く見られ庄内をよく知ってもらう良い機会になっています。秋の収穫期には、採れたてのお米を田んぼで炊飯して食べたいなど、次回にむけたお話しで盛り上がっていました。

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昔ながらの枠つけ体験

昔ながらの枠つけ体験

公民館をかりてミニ交流

公民館をかりてミニ交流

前日に放たれカモの圃場を見学

前日に放たれカモの圃場を見学

わらび採取

わらび採取


庄内産直ネットワークでパルシステム職員研修の受け入れ

4月11,12日に、昨年につづきパルシステムの職員研修を庄内産直ネットワークで受け入れました。
今年の受け入れはJA庄内たがわで準備と実施をすすめ産地を紹介アッピールしました。
パルシステムの職員が
、産地を知ることから学び各農家に入っての「種まき体験学習・フィールドワーク」と「生き物調査」を行い、お米の販促展開に役立てられるよう2日間学んでいきました。

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3月17日 「庄内協同ファーム・生産者集会」を開催しました。

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本集会は、2000年9月14日に有機農産物12月4日に有機加工食品を有機認定機関のアファス認証センターより認定されたのを機に、それまで年1回開催していた作付け会議と冬期に実施していた栽培技術などの研修会を統一し「庄内協同ファーム・生産者集会」として2001年から集会開催運営をしてきました。

毎年、本格的な春作業を前に組合員・協力組合員が会して栽培計画および生産目標とJAS有機・生産履歴の基準認証の確認をおこなうとともに、提携お取引先様との意見交換を目的とした集会内容を企画し生産活動の出発の会としてすすめていいます。

研修講演テーマ -地域に広げる有機農業- 
   Ⅰ「埼玉県小川町での経験をとおして」     講演 金子友子氏
   Ⅱ「消費者と産地をつなぐ地域生協の役割」  講演 常総生活協同組合 大石専務理

集会プログラムと環境方針・生産方針 090317syukai.pdfのリンク
有機・自主基準認証に取り組んだ10年 090317 10.pdfのリンク


2月12日栽培計画台帳の記帳、講習会

2009年産作付けにむけた栽培計画書作成のための記帳講習会を実施。
生産行程管理者責任者(野口)の指導で午後1時30分から5時まで、わからないところ
はお互いに教え合い記帳をおこなった。最近では、農家でもパソコンに入力し複雑な記帳
作業の低減をはかるものも少なくなってきた。年配の生産者も一緒の記帳活動です。090212142726


2009年1月9日に栽培実績検討会と米部会が開催される

栽培実績では、減無栽培、カモ放飼、ふゆみずたんぼによる栽培など昨年の実績を担当生産者が報告し2009年度の技術向上につなげるよう話しあった。
その後、2008年産米の入庫・米穀検査(品質)、販売について状況報告があり2009年度の作付けにむけ生産者から要望意見などがだされた。

2009年1月9日


9月12日 米部会による水稲圃場巡回と部会

会員生産者10ケ所の水稲圃場をみてまわり稲の生育状態の確認と08年産米の収穫出荷にむけた
注意点など話し合いをおこないました。圃場によっては、思っていたより生育がすすんでいる
ところもありますが、この時期は稲の登熟が揃うのをまっているところです。

会員生産者の「でわのもち、はえぬき、ササニシキ、ひとめぼれ」は9月25日前後に刈り取りが揃い
「コシヒカリ」は10月5日前後からの収穫になります。

今年も、美味しいお米をよろしくお願いします。080912-16.pdf へのリンク

圃場巡回時や米関係の写真をCANON iMAGE GATEWAY のサイトに
アップロードしました。 http://www.imagegateway.net/a?i=w9smbbx0UJ

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7月19日 枝豆部会のほ場巡回

今回のほ場巡回には、35年前に山形県の農業技術指導員をやめ、自ら畑を借り全国に先駆けて庄内で
有機農業に最初に取りくんだ一人である浜田泰輔さんも同行して有機枝豆栽培の技術指導、アドバイス
を得ました。今後、私たちの有機栽培技術向上が期待されます。

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根っこの調査(根粒菌)比較


6月28日-29日 大地を守る会「トンボと田んぼの山形県・庄内ツアー」・田んぼの生き物調

昨年につづいて、有機圃場でふ化し田んぼから飛び立つ赤トンボの観察と有機圃場に生息する生き物を調査する「庄内ツアー」が地元の生産者グループと一緒に実施されました。

赤トンボがふ化し飛び立ちが一番活発なのは、午前の朝早い時間帯。日程を調整し翌朝にたくさんのトンボを観察しました。その後にふゆみず田んぼの圃場に移動して、カエル、イトミミズなど田んぼの生き物を捕まえ観察と個体確認をしました。(裸足で、すくいの網と補虫箱を手にとり田んぼに入り、田んぼの生き物を実感)

Exif_JPEG_PICTURE調査結果

ニホンアマガエル74匹
ニホンアカガエル1095匹
トノサマカエル1匹 が、100m当たり生息


イトミミズ148万個 ユスリカ14.5万個
ドブシジミ1万個 モノアラガイ12.5万個
ヒル6.5万個 マツモムシ3万個 ミズムシ類4万個が、
10a当たりに生息していることが確認された。


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