枝豆の目揃え会を行いました
8月に入り、山形県内では甚大な豪雨災害がありました。被害にあわれました皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
弊社は庄内地方で山形県の北西にあり、幸い大きな被害はありませんでした。ご心配くださいました皆様には感謝申し上げます。
各生産者より枝豆を持ち寄り目揃え会を行いました。
各生産者より良い品質で出荷してもらうために出荷基準を再確認し、持ち寄った枝豆を比べました。これから収量も増えてきます。皆様へ美味しい枝豆をお届けできますよう努力してまいります。
2021.7.20 枝豆の圃場巡回が行われました
連日気温30度を超える日が続いています。当日も炎天下での巡回を行いました。
今春、定植時に晴れの日がなかなか続かずタイミングをみて苗を定植していました。その後は順調に生育し、巡回時には一つの枝にさやがたくさんついている圃場が多くありました。皆様へお届けするまであと少しお待ちください。
2020.7.20圃場巡回
今年は7月下旬の大雨で最上川中流域の市町村では家屋や農作物に大きな被害が発生しました。当庄内地区でも危険水域を突破し、公共施設に避難した方も大勢いましたが大きな氾濫被害はなく助かりました。
今年の天気は6月までは雨が降らず、乾燥により生育が進まず、7月からは一転雨が多く、土寄せ作業、除草作業が出来ないなど厳しい気象条件でした。それでも、枝豆はしっかりと育ち、皆様へお届けする事を嬉しく思っております。
2019年7月19日 枝豆部会 圃場巡回
2018年7月19日 枝豆部会 圃場巡回
今年は連日の晴天で巡回時は30℃を超えていました。全国的な猛暑の中では、ここ庄内地方はまだ恵まれているのかも知れませんが、それでもかなりの暑さで枝豆にとっても雨が欲しいところです。昨年は、初期の不安定な天候等が影響し生育遅れにより7月中の出荷は出来ませんでした。今年の生育は相応に順調で7月後半からの収穫・出荷が可能な状況です。これから1ヶ月半程の収穫が延々と続きます。
新たな若手後継者も加わり近年にない賑やかな圃場巡回となりました。

圃場巡回の様子
例年の通り各生産者の圃場を巡回し生育状況、害虫被害、収穫時期等の確認をしております。有機栽培で特に心配な害虫被害も少なく、今後適度な雨があれば生産者にとっても収穫量の期待できる年になりそうです。
目揃い会を行いました。
枝豆製品の袋を開けて、虫食いや、実入り、黄化具合等を確認しました。
各生産者の枝豆をみながら、今年の特徴(害虫被害、生育状況)などを情報共有しています。全体的には、昨年より害虫被害の少ない年のようです。
生産者が各自枝豆を茹でてきたものを食味しているところです。それぞれ若干の違いは
ありますが、今年も香り・コク・甘味のある枝豆に育ちました。食味は早生種になります。
2016年7月20日 枝豆部会 圃場巡回
今年の状況
例年よりやや不作基調か(昨年は大豊作でした)晴天が多く、雨の少ない年です。
今後恵みの雨があると良いのですが。このままだと半作になる生産者もいるかも知れません。害虫被害については、いまのところあまり気にならない程度の感じです。
毎年豊作とは限らず、ある意味自然界もうまく出来ているものです。
2015年 枝豆目揃い会
収穫・出荷も本格的になりそうな時期をみながら、各生産者の収穫した枝豆を事務所に持参し目揃い会を行いました。今年は豊作基調ですが害虫被害のある生産者と比較的少ない生産者もおり、圃場や地域で違いがでている感じです。有機栽培である為、農薬対応も出来ず生産者泣かせです。
2015年 枝豆圃場巡回
写真左は7月23日に各生産者の圃場を巡回後に撮った生産者集合写真です。
今年は雨降りで巡回にも影響があり晴れ間を見ながらの撮影となりました。
写真右は今年の収穫・出荷に於ける確認事項の打合せです。各生産者の枝豆畑を巡回し、早生種の最初の収穫、出荷時期の確認を行いました。今年は、例年より収穫が数日早まりそうな感じとの事。又雨も少ない年で虫の天敵であるカエルも少ない為、害虫被害が心配との事です。出荷基準の確認では、黄化度合、虫食い、実入り、腐れ等に留意しお買い求めいただいた消費者の皆様から満足いただけるような選別をすることを確認しました。又有機栽培の為格付け書類等必要な資料・書類も多い為、再度記入方法の確認を行いました。
夏の味覚・庄内枝豆
夏の味覚・庄内枝豆
- だだちゃ豆のふるさと庄内から、有機栽培の枝豆“ちゃまめくん”をお送りします -
枝豆つくりのど素人だった私たち夫婦が枝豆つくりをしかも有機栽培で始めて10年目を迎えます。
冷凍用に1品種からはじめた枝豆つくりですが今では早生品種から晩生の品種まで10品種近くを栽培し、4月末から6月中旬までの種まきし、8月始めから9月上旬まで出荷しています。
<守り続けてきた在来種>
“だだちゃ豆”は長く地域の人たちが守り続けてきた在来種、庄内の枝豆の総称です。白山(しらやま)とか小真木(こまぎ)、尾浦(おうら)など地域の名前の付いたものや長四郎(ちょうしろう)といった人の名前の付いたもの、甘露(かんろ)は食感がそのまま名前になったもの、地域の種苗業者が育成した品種など、いろいろの品種の中から出荷時期や作る人の土地柄に合わせて品種を選び自家採取を繰り返しながら大切に栽培を続けてきたことが名前を聞くことで理解できると思います。
いずれも成熟すると豆が茶色で枝豆のときは莢(さや)の表面に茶色の毛があり、見た目はいまひとつですが味は抜群です。茶豆と呼ばれる所以で、改良された品種とはやや違います。
<有機栽培の決め手はぼかし肥つくり>
有機栽培での枝豆つくりは堆肥や有機資材による土つくり、自家製の発酵肥料(ぼかし肥)の施用に尽きますが、その年の害虫の被害によって出荷量が80%から50%と大きく左右されます。
害虫の被害が大きいときは選別に手間がかかり、その割に出荷量が少ないというダブルパンチを受けることになります。
それでも『こんなにおいしい枝豆は始めて』という言葉に励まされ、10年続けて来る事ができました。
今年も冬の間に心を込めて作った“ぼかし肥”をたっぷりと施し、おいしい枝豆に仕上げたいと思っています。庄内からの有機栽培の“ちゃまめくん”をどうぞお楽しみに。
生産者 志藤 正一
藤島小学校の生き物観察 6月29日
今年最初の小学生による生き物調査。庄内環境創造型農業会議もかかわる5年生の「田んぼ体験学習」の授業の一つです。
この地域でのサポートには、鶴岡市藤島庁舎エコタウン室の職員の方々がサポート体制をつくり生き物調査をおこなっています。この様な体験学習で食べ物や環境への関心がさらに深まることを期待したいと思います。子供たちの大きな歓声が聞こえます。