庄内協同ファームの取り組み

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<安全、健康、自然、環境>

 私たちは40数年にわたる試みの中で自分たちで出資し、生産・加工・販売・運営するという共同の在り方をずっと続けてきました。運動や経験をマチの人たちと共有することで、農民が農民として生きるための実践を積み重ねてきました。農業を取り巻く環境が目まぐるしく変わる中、私たちはそれを時代や社会のせいにせず、自分たちの問題でもあると認識をもちました。

 生活者として自らを捉えたとき、農村と都市それぞれに暮らす人々は、居住するところは違っていても、食や暮らしの安全と健康、自然や環境との共生という共通する課題を抱えて暮らしています。

<環境マネジメントシステム>

 「豊かな自然環境を大切に」「安全とおいしさを求めて」という 2つの理念を掲げ、持続可能な農業経営の発展を計るため、第三者機関の認証を導入し有機農産物の認証を受けています。


①安全で栄養豊かなおいしい農産物(品質基準)

②有機農産物の生産を拡大する(生産基準)

③出来る限り環境に負荷をかけずに生態系のバランスを
 崩さないよう配慮してつくられた農産物(環境基準)


 作物ごとに具体的な目的や目標を立て対応し、それぞれの基準を満たす生産技術の開発を目指しています。

<有機農業と情報開示>

 農産物の生産過程の情報開示とそれを自主管理するシステムの導入は、システムの透明性と客観性を確保し、消費者や流通団体との信頼を得る事につながります。

 これは、生産者と消費者が直接的な交流を続け、私たちはホームページ等で情報を公開し、信頼関係を築いていくものです。

<ムラとマチと地域を結ぶ>

 農業を支えるのは土・水・空気・天候だけではありません。集落や地域社会がなければ農業は持続できません。

 私たちは地域の方に呼びかけ、農法・ゲノム編集食品・マイクロプラスチック問題・原発問題・種苗法など、学習会の参加や自主的な勉強会を開催しています。 ムラとマチと地域を結び、持続可能な社会へ貢献していきます。

<自主基準(栽培履歴農産物)>

 庄内協同ファームでは、安全で美味しい商品を消費者の方々に提供するため、各作物、加工品毎に栽培方法や出荷形態に自主基準を設け、生産者自身はもちろん、庄内協同ファーム全体の技術と品質の向上に努めています。

自主基準(栽培履歴農産物)
水稲栽培基準 2020年2月18日
枝豆栽培基準 2022年2月28日 ※有機栽培、無無栽培(注1)
庄内柿栽培基準 2022年2月28日
干し柿加工栽培基準 2022年2月28日
大豆栽培基準 2013年2月28日
大麦栽培基準 2013年2月28日
野菜栽培基準 2022年2月28日

(注1) 無無栽培・・・化学農薬と化学肥料を栽培期間中に使用しない栽培方法

<放射能検査>

庄内協同ファームでは、安心・安全な商品をお届けしていくため、自主的に生産地の放射能検査を行い、検査結果を情報提供をしています。

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