7月25.26日の大雨による水害について
7月25日から当地を襲った集中豪雨の被害に際しまして皆様からご厚情あふれるお声を賜り、厚くお礼申し上げます。報道でもご存知のとおり、庄内地方は所々で大きな被害となりましたが、幸いにも当法人の生産者、職員並びに家屋の被害から免れました。
しかしながら、一部の圃場には被害が出ており、お米や、これから旬の枝豆にも影響がみられます。皆様にお届けできるよう対応を進めておりますが、ご迷惑・ご不便をおかけすることもあるかと思います。何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
なお、加工品につきましては、通常通り販売ができますのでご安心ください。
皆様よりご購入いただけることが生産者の励みに繋がります。今後も農産物の生育に注視し、皆様にお届けできるように努めます。
ご心配いただき誠にありがとうございました。
HP内にコラムが登場いたします
コラムが更新されました。
農家の方から農業技術や思いなどを投稿して参ります。よろしければご覧ください。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
昨年は卯の年で飛躍の年と言われていましたが皆様におかれましては、どのような年だったでしょうか?
新型コロナウイルスが2類から5類へ移行し一昨年まで自粛していた行動も解禁され、いろいろな所で交流活動ができるようになり、会う事の楽しさ、大切さを実感しました。
農業についてはエルニーニョが発生し冷夏になるのではないかと心配されましたが、今年に限っては超猛暑で8月は1度も雨が降りませんでした。私の農業時人生で初めての経験です。連日の35度越え気温や熱帯夜で稲体が弱ってしまった結果、シラタが多い、カメムシの被害で斑点米が多いなどで品質低下がありました。見た目は良くないものの食べては変わりませんので安心して食べて頂きたいです。
さて辰年の今年はどのような年になるのでしょうか?
一昨年辺りから大きく世の中が変化してきています。特にロシアとウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争、中国による台湾侵攻の脅威など世界情勢が複雑に絡み日本への大きな影響を与える可能性があります。
国内においては、聞く力があるハズの日本のトップは、増税の話しはすぐに理解できても、国民からの声はなかなか届きません。どうしたものなのかなぁ~。
今年の天気はどうなるのでしょう?
エルニーニョが4月までは続くと言われる中、どのような天候になるのか分りません。それでも私たちは生業の農業を続けます。大なり小なりの気象変動は毎年ある事ですから。毎年変わる天候に微力ながらも対応しながら楽しく農業をしていきたいと思います。その農産物をお届けしながら皆様とお会いできれば嬉しいです。
話は変わりますが新商品の「にょっこ」が第4回山形うまいものファインフードコンテストに於いて山形県知事賞をいただきました。快挙です。ファームの自慢がまた一つ増えました。なめらかな食感の玄米ニョッキです。料理次第ではいろいろな場面で活躍できると思いますので、是非一度ご賞味ください。
皆様にとって良き1年になることをお祈りしています。
農事組合法人 庄内協同ファーム
代表理事 今野 裕之
組合員・役職員一同
オーガニックファーマーズマルシェ開催のご案内
オーガニックファーマーズマルシェのご案内
寒もちの季節になりました
庄内ではいつもより吹雪が多く大寒がすぎ、一層冬の寒さが増してきています。
皆様の地域はいかがでしょうか。
もうすぐ2月、節分がやってまいります。今年は2月3日。火で炒り、邪気を払われた豆は福豆と呼ばれ、節分の豆を年の数だけ食べて福を体に取り入れる風習もございます。
今年も年が明けてからコロナウイルス感染症の感染拡大が気になるところですが、皆様のご健康を心からお祈りいたします。
庄内協同ファームでは節分・お雛祭りにむけ限定商品が販売されます。元気豆で福を取り入れ、ひし餅・三色ぽんちゃんなどお雛飾りで春を待つのもよろしいかと思います。
気になられた方はホームページ左側のお問合せフォームからご連絡をいただけましたら幸いです。
新年のご挨拶
農事組合法人庄内協ファーム
代表理事 今野裕之
あけましておめでとうございます。
去年までの2年間は新型コロナウイルスが世界中に蔓延しあらゆる活動が制限され、今までの常識が通用しなくなった2年間でした。
しかしワクチン接種が進むにつれて去年の後半からは緩やかではありますが経済が動き出しました。今年はどのような年になるのでしょうか?行動制限は解除されると思いますがコロナ禍以前に戻ることは難しいのではないかと感じます。
農業に於いては特に稲作農家ですがコロナ禍の影響を大きく受けて価格が60㎏あたり2,000円強下落しました。肥料などの資材は今年15%くらい値上げになる予想です。保証制度はあるものの離農する農家が出てくるかもしれません。世間では10年で緩やかに変化していく事がコロナ禍で一気にやって来たといわれています。ピンチをチャンスに変えられるかピンチのままするのかは農家自身です。
コロナ禍の中で感じた事は健康に対する意識が高くなったのではないかということです。有機食品は健康食品店や専門店での取り扱いが多かったのですが、今では量販店などにコーナーが設けられ普通に売られている光景を目にするからです。
人間とって1番大切なのは空気です。空気が無いと大体の人間は2~3分で大変なことになります。世界中が環境負荷軽減の方向に向かっていますが急激な変化は私たちの生活に影響を与え無理強いを強いる事になると思うので再生可能エネルギーや今やれる事をブラッシュアップしながら負荷を軽減し、目標年に目標値をクリアする政策は必要と思いますし、一つだけの対策ではなく多種多様の対策ができればと私は思います。
2番目は食料です。人は食べる事で健康になり生きていくことがでます。同じ食べるなら健全に育ったものを食べた方が免疫力は上がり病気やケガに強くなると考えます。食料に関しては新しい政策として「みどりの食料システム戦略」というのがあります。その中に「2050年までに有機栽培の取組面積割合を25%、100万haに拡大する」というものがあります。取組方針はでましたが具体策はまだです。今後のどのようになるのか30年以上有機栽培に取り組んでいる私たちにとっては注目すべき政策です。
農業の環境負荷軽減として化学肥料、農薬、生態系に影響のある資材の削減等があります。究極的には「有機栽培」だと私は考えます。農機具は私たちの手には負えないのでメーカーの開発を待ちたいです。皆様からは環境に配慮した商品を積極的に選んでいただきたいと思います。そうする事が生産者へのメッセージになります。
庄内協同ファームは「豊かな自然環境を大切に 安全と美味しさを求めて」をモットーにやってきました。時代がやっと私たちに追いついてきました。追い越されないようにしなくては。(笑)
これからも「庄内協同ファーム」はムラとマチと地域を結び皆様とともに歩んでいきます。
今年もよろしくお願い致します。
令和4年元旦
震災から10年、、、今私が思うこと
東日本大震災から10年が経ちました。アッという間の10年でした。この間、世の中は大きく変わりました。特に新型コロナウイルスが世界に蔓延したことにより今までの価値観が大きく変わろうとしています。ワクチン接種は始まったものの収束にはまだまだ時間を要します。
東日本大震災からの復興は表面上進んでいる様に見えますが、傷はまだ癒されているようには思えません。そう思うのは私だけでしょうか?
当時を思い起こせば震災直後は私たちの地域でも震度5強となり、かなり大きな揺れが長く続きましたが停電があったくらいで甚大な被害はありませんでした。停電時にラジオから流れてくるニュースで南三陸町や陸前髙田市が津波で壊滅しましたと報道されても街が壊滅することは想像できなくて理解不能だったことを覚えています。更に福島の原発がメルトダウンし爆発したことは衝撃でした。
その後救援物資を持って宮城の生協に行ったのですが途中、田んぼの中に船や車、家等が散乱している状況を見て絶句しました。私には被害が無かったのですが気持ちが混乱したせいなのか数日間、仕事をする意欲が湧かなかった記憶があります。
2012年1月下旬に宮城の生協さんから2013年1月下旬に福島の生協さんから協力していただきながら仮設住宅に「餅つき交流」を行う事ができました。私たちと交流することで少しでも心が和らげばとの想いで行いました。最初は警戒されたのか無表情での交流だったのですが回を重ねるにつれて笑顔で交流できたことが嬉しかったです。
また夏に福島の生協の組合員さんから庄内へ海水浴に来ていただきました。小さな子供たちが元気に泳いでいる姿を見られることが大変嬉しく、来てもらってよかったと思いました。いろいろな交流は時が過ぎると私たちも気づかされることが多く、人とのつながりの大切さを学ばせていただきました。
2月13日午後11時過ぎに福島県沖で震災の余震と言われる大きな地震がありました。瞬時に10年前の事がよみがえり恐怖を感じました。震源地より遠い山形でさえそうなのですから福島や宮城の人たちはもっと大変だったのではないでしょうか。10年経ってもまだ影響を及ぼすほどの大震災なのだと改めて感じました。
10年ひと昔という言葉もありますが10年経っても未だに影響を及ぼすという事は、地球にとっての10年は瞬きみたいなものなのでしょう。10年過ぎても震災はまだ続いていると思わずにはいられません。それに放射能汚染問題も解決していません。過度に警戒や心配する必要はないかもしれませんが見守り続けていく必要はあると思います。
コロナが収束したら福島に行き現状を知るとともに今できる事を考えていかなければならないです。
東日本大震災を風化させてはいけません。
寒もちが始まりました。
大寒も過ぎ、庄内では凛とした冬の晴れ間がみられるようになりました。少し早いのですが、三寒四温を感じる頃となりました。皆様の地域はいかがでしょうか。
もうすぐ2月、節分がやってまいります。今年は2月2日とニュースでも取り上げられておりました。火で炒り、邪気を払われた豆は福豆と呼ばれ、節分の豆を年の数だけ食べて福を体に取り入れる風習もございます。鬼を退治するだけではなかったんですね。
庄内協同ファームでは節分・お雛祭りにむけ限定商品が販売されます。元気豆で福を取り入れ、ひし餅・三色ぽんちゃんなどお雛飾りで春を待つのもよろしいかと思います。
気になられた方はホームページ左側のお問合せフォームからご連絡をいただけましたら幸いです。
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます
一昨年年末に新型コロナウィルスが発生し昨年には世界中に蔓延し経済を始めとする様々な事が混乱して未だ収束の気配がありません。1日も早い収束を願っています。
日本においても同様で外食産業や観光産業などに大きな影響が出ています。どちらも裾野が広く影響は国全体に広がっています。その一方で「巣ごもり」「オンライン・・・・」「バーチャル・・・・」など人とあまり触れ合わなくてもある程度満足できるモノが流行っていて元気な業種もあり明暗が大きく分かれています。
自粛で行動が制限される中、経済回復を念頭に置いた国が推進する「GOTO・・・・」を利用した旅や外食などに多くの人が出かけています。コロナには感染したくないが触れ合いは求めたいという矛盾した行動ですが考えてみれば人は相互依存しなければ生きていけないので、その様な行動になるのだろうなと感じます。
さて今年はどんな年になるでしょう?東京オリンピックは開催されるのでしょうか?ワクチンは開発されるのでしょうか?経済は回復するのでしょうか?只でさえ問題山積の中コロナが加わり大変な年になりそうです。予測不能です。
大変な世の中ではありますが庄内協同ファームは今のところコロナの影響は少ないです。皆様から支えられていることに感謝申し上げます。しかし「交流」や「お祭り」などの事業ができない事がとても残念に思います。オンラインで交流は出来ますが何か味気ないと思うのは私だけでしょうか?実際にお会いする事による暖かさやその場の空気感が心地いいと思うのは私だけでしょうか?今年こそはやりたいと思うのですがコロナ次第というところがあり今のところ判断ができない状態です。ホームパージ等で情報は発信していますのでご覧いただければ幸いです。
世の中はどのように変わろうとも庄内協同ファームはこれからも人と環境にやさしい農業の道を歩んでいきます。
みなさまのご多幸をお祈りしています。
今年もよろしくお願いします。