2020年度「お米」と「お餅製品」のご案内
2020年は7月下旬に山形県内では河川が氾濫するほどの大雨に見舞われ、農産物に対する影響も懸念されました。しかし、8月中旬頃から好天が続き、稲の生育は順調に推移していきました。山形県が9月に発表しました作況指数は104の「やや良」となりますが、現在までのところ平年並みの収穫量が見込めそうです。
今年は新型コロナウイルスの影響から、外食産業は自粛や制限を余儀なくされる状況となり、お米の消費量が全国的に落ち込んでおります。そのような厳しい社会・経済情勢の中、皆様には産直米の取組みに深くご理解していただき感謝に堪えません。今年も新米がお届けできることを喜ばしく思い、あらためてお礼申し上げます。
今後は順次米検査を実施し、新米出荷対応となります。また、お餅もこれから量産体制に向かっていきますので、「お米」や「お餅」、またその他の加工品についてもよろしくお願い申し上げます。
なお、放射能検査結果については、庄内地区(鶴岡市、三川町、庄内町、酒田市)では9月12日までに検査が行われ、不検出という結果となりました。検査結果は山形県のHPで公表しています。また、弊法人においても必要に応じて自主的に検査を行う予定です。
山形県の放射能検査結果データのアドレスです。
https://www.pref.yamagata.jp/houshasen/search/category
庄内協同ファーム米部会 秋の圃場巡回にて
今年も毎年恒例の稲穂がなびく時期の圃場巡回が行われました。有機栽培圃場を中心に、6名の田んぼを巡回し、収穫前に今年の稲作の良かった点や悪かった点、来年へ向けての抱負など、部会員で積極的に情報・意見交換しながら交流を深めました。
県の公表では「やや良」という収量予測が出ていますが、今年は長い梅雨の影響や、8月後半から9月中旬にかけての猛暑や大雨・強風による影響で稲の一部が倒伏する被害がありました。お米の品質や収穫量にどのように影響が出るのか収穫が終わるまで気が抜けません。
いずれの状況下においても私共生産者は高品質でおいしいお米を提供できるよう、農作業に勤しんでおります。今年もこのように新米をご案内ができることに、あらためてお礼申し上げます。
幣法人では、環境保全型農業を理念におき、環境に負荷を与えない農法に取り組んでいます。有機栽培(JAS有機)や、有機質肥料を使い化学肥料は使用せず、また農薬に関しても使用を最小限に抑えた自主基準を設けた栽培(減農薬無化学肥料栽培)に積極的に取り組んでいます。
30年以上の組織になりますが、世代交代も徐々に進み、貴重な技術の情報共有をしながら日々研鑽しております。特に今年は、「ウィードマン」という乗用除草機の共同利用組合を設立し、8名の生産者が集い、有機栽培の除草作業における省労力化や、効率の良い除草対策を実践しました。来年へ多少の課題は残るものの、幣法人の約3割の有機圃場で除草を行い、今後の有機栽培の継続維持・拡大に一つの兆しを見いだせた年となったと思います。
農産物や加工品を通して生まれる出会いと交流が私共の原動力となります。今後とも庄内協同ファームのお米、餅、加工品を末永くご愛顧いただけますよう宜しくお願いします。
2020年10月10日
庄内協同ファーム
米部会長 小野寺 紀允
2020年大麦収穫状況及び麦茶について
2019年7月11日 ”大麦収穫状況及び麦茶について”
2018年度「お米」と「お餅製品」のご案内
2018年のお米の状況ですが、7月の猛暑に続き8月には災害レベルの豪雨と平穏無事にはいきませんでした。その後荒れた天候は無く、今現在は稲刈の真っ只中です。農水省が8月に発表した作柄概況では山形県は平年並みとのことでしたが、生産者の声を聞く限りでは思うほどの収量が取れないとのことで、稲刈りが終了するまでは安心できない状況です。
幣組合で栽培している品種は、「つや姫」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「ササニシキ」もち米「でわのもち」と、今年新たに「雪若丸」が加わり、6種類となりました。栽培については、有機栽培と農薬を極力減らし化学肥料を使わない栽培を行っております。今年もこのように新米をご案内ができることにあらためましてお礼申し上げます。
お米の消費動向が減少傾向にはある中で、お取引先様や消費者の方々には幣組合の産直の取り組みに深く理解していただき、今年も新米がお届けできることを喜ばしく思い感謝に堪えません。
お餅についてもこれから量産体制となりますので、「お米」「お餅」等よろしくお願い申し上げます。
尚、放射能検査結果については、庄内地区(鶴岡市、三川町、庄内町)では9月12日検査が行われ、不検出の結果となりました。又幣組合においても必要に応じて自主的に検査を行う予定です。
山形県の放射能検査結果公表のアドレスです。
http://www.pref.yamagata.jp/houshasen/food.html
庄内協同ファーム米部会 秋の圃場巡回にて
さる9月13日に庄内協同ファームの米部会の圃場巡回が行われました。
今年は7月に猛暑が続きほぼ雨が降りませんでした。8月は打って変わり、災害級の豪雨が3回もあり、小さい河川では危険水域を越え、避難指示が出る地域もありました。これほど極端な天候だと稲も順応するのが人間同様に一苦労であったと思われます。しかしながら、県の農業試験場からの情報では積算温度で見ると刈取り適期が早まっているとのことでした。(結果的には例年並みの刈取り時期になりました)
稲姿を見る限りでは、大きな影響は無さそうでしたが、収穫するまで安心はできません。一部情報では選別で弾かれる米が多いという情報も耳にします。いずれの状況下においても私共生産者は高品質でおいしいお米を提供できるよう、農作業にいそしんでおります。 今年もこのように新米をご案内ができることにあらためましてお礼申し上げます。
幣組合では環境に負荷を与えない栽培に取り組んでいます。有機栽培では、カモや紙マルチ・チェーン等を使って除草する農法を駆使し、有機質を含んだ肥料を使い化学肥料は一切使用しておりません。減農薬栽培では農薬も最小限に抑えて使用し、またネオニコチノイド系農薬は使用せずに安心安全を追求しました。
農産物や加工品を通して生まれる出会いと交流が私共の栽培に励む原動力となります。今後とも庄内協同ファームのお米、餅、加工品を末永くご愛顧いただけますよう宜しくお願いします。
2018年9月13日
庄内協同ファーム
米部会事務局
第30回通常総会を開催しました。
2018年8月7日(火)
(農)庄内協同ファームの第30回通常総会を開催しました。今回は任期3年目の改選期で、新役員とその後の臨時理事会に於いて代表理事には、今野裕之が就任しました。
2017年度「お米」と「お餅製品」のご案内
2017年のお米の状況ですが、東北地方では6月の低温により、稲の生育も一週間から10日程遅れ、その遅れた状態がそのまま収穫期までスライドしたようになりました。この時期の庄内平野には刈り取りが終わった田んぼにハクチョウが飛来し、落ち穂をついばむ姿が至る所で見かけます。9月の作況指数は平年作ということでしたが、最終的にはやや落込みそうです。ただ生産者の方々はお取引様や消費者の皆様に安全でおいしい「お米」と「お餅」をお届けできるよう作業にあたっております。私共で栽培している品種は、今年も、つや姫をはじめ、コシヒカリ、ひとめぼれ、ササニシキともち米(でわのもち)を加えた5品種です。有機栽培や農薬を極力減らし化学肥料を使わない栽培を行っております。今年全農が提示した概算金は、3年連続の引き上げ傾向とはなっておりますが、農家の厳しい状況に変わりはありません。一方で私共が取り組んできた産直活動においては、お取引様や消費者の皆様のご理解を賜りながら共に歩んできたという想いと自負があります。今年もこのように新米のご案内ができることにあらためましてお礼申し上げます。
現在は米の等級検査も実施中で、検査が済み次第出荷対応致します。餅製品もこれから量産体制となりますので、「お米」「お餅」共々よろしくお願い申し上げます。
尚、放射能検査結果については、庄内南部(鶴岡市、三川町、庄内町)では9月13日県で検査が行われ不検出の結果により、本年の米の出荷自粛の解除となりました。又幣組合においても必要に応じて自主的に検査を行う予定です。
山形県の放射能検査結果公表のアドレスです。
http://www.pref.yamagata.jp/houshasen/food.html
庄内協同ファーム米部会 秋の圃場巡回にて
さる9月14日に庄内協同ファームの米部会の圃場巡回が行われました。今年は6月に低温が続いた為稲の生育が思うように進みませんでした。7月はそれなりに暑かったのですが、8月は逆に例年よりも気温は上がりませんでした。東京でも降雨が20日連続と記録尽くめの異常気象でした。ここ庄内地方も不安定な天候が続き、雨が降らない日はない様な状態が続きました。圃場を巡回してみて、例年のこの時期に比べると全体的に黄金色にはなっておらず、今年の刈取りは10日程遅れそうな感じです。しかし、稲は自らの生命力で成長し、収穫されるのを待っているようにも見えました。私共生産者一同、高品質でおいしいお米を提供できるよう、今後も収穫・出荷作業を行って参ります。
庄内協同ファームでは、有機栽培はカモ・紙マルチ・チェーン等を駆使しながら除草する農法、又農薬も極力使用せずに最小限に抑えながら、近年問題になっているネオニコチノイド系農薬は使用せず、環境に負荷を与えない栽培に取り組んでおります。堆肥は有機質肥料を使用し化学肥料は使用しない、安心・安全なお米作りに心がけております。
農産物や加工品を通して生まれる出会いと交流が私共の栽培に励む原動力になっております。今年も庄内協同ファームのお米、餅、加工品をご愛顧いただけますよう宜しくお願い申し上げます。
2017年9月14日
庄内協同ファーム
米部会事務局
2016年度「お米」と「お餅製品」のご案内
温暖化の影響かここ数年は、稲刈りが少しずつ早くなって来ているようです。この時期は庄内平野も8割前後刈取りも進み黄金色に染まった稲穂もあと僅かの光景になって来ました。山形県の作況指数は出ておりませんが、平年よりは良作傾向の感触で生産者にとっては一安心と云ったところです。品種は、つや姫、コシヒカリ、ひとめぼれ、ササニシキにもち米(でわのもち)を加えた5品種を、有機栽培と化学肥料不使用で農薬を可能な限り削減した栽培方法になります。今年地元JAが提示した概算金は、幾分アップしましたが、据え置きの品種もあり、なかなか農家の厳しい環境は変わらない状況が続きそうです。しかし、お取引様や消費者の皆様の産直制度への長年のご理解もあり、お陰様で今年も新米を無事案内する事が出来ます。あらためてお礼申し上げます。
今後は、等級検査を実施し、10月初旬から、順次出荷が可能となります。又でわのもちを杵搗きしたお餅も徐々に量産体制となってきますので、例年同様に「お米」「お餅」の企画展開の程よろしくお願い申し上げます。
尚、放射能検査結果については、山形県で9月13日を以って出荷自粛の解除となりました。又必要に応じて自主的検査も実施予定です。
山形県の放射能検査結果公表のアドレスです。
http://www.pref.yamagata.jp/houshasen/food.html
秋の訪れを告げるように9月18日に山形市の馬見ヶ崎河川敷で恒例の芋煮会が開催さ れました。3万食もの芋煮を大鍋で煮て振る舞う秋の風物詩です。 今年は、暖冬傾向で雪が少なく、その後の天候も心配されたが、春先から天候も良く苗 も順調に生育しました。夏も高温で経過しつや姫の出穂も8月12日頃で平年並みとなりま した。今年は異常に台風の多い年で7月頃より頻発し8月の大きな台風の被害も、ここ庄内では、幸にもほとんど無く、きれいな黄金色の稲穂が輝く秋を迎えることが出来ました。 積算温度も進み、登熟に良い傾向で稲刈りも平年より少し早まっております。今のところ 高温障害などの被害も少なく高品質のおいしいお米をお届けできそうです。稲刈り、乾燥、 籾摺り、調整、出荷まで細心の注意を払い、作業に励みますので今年もよろしくお願い致 します。
庄内協同ファームでは環境にやさしい農産物の生産に取り組んでおります。うるち米は 作付け水田の 60%強が、化学合成農薬・化学肥料を使用しない有機栽培で、合鴨・紙マル チ・チェーン除草、機械除草等いろいろな農法を組み合わせて栽培しております。有機栽 培以外の水田も化学肥料の使用は行わず、農薬の使用もネオニコチノイド系は使用せず可 能な限り最小限にとどめ、おいしさと安全・安心を求めて栽培しました。環境に配慮して 栽培された農産物を求めていただくことが、お互いに地球環境を守り、更により良い方向 につながると思います。是非私たちのおいしい庄内協同ファーム米やお餅、加工品等のご 利用をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2015年度「お米」と「お餅製品」のご案内
黄金色に染まった庄内平野の稲穂も半分以上刈取りが進み、農作業もいよいよ終盤に差し掛かりました。山形県の作況指数は103(やや良)庄内地方も104(やや良)と発表されました。しかし、有機栽培や減農薬栽培に特化した農法での収穫量は県の発表とおりにならない場合もありまだまだ安心はできません。早生種のひとめぼれは現行、品質・収穫量も良く期待出来そうです。晩生品種のコシヒカリ、つや姫にも期待しているところです。
27年産米にJAが提示した概算金は市場に与える影響も加味し少しは改善されましたが、お米の消費はなかなか上向き傾向にはありません。その中で、お取引先様や消費者の産直制度のご理解の基、今年も新米を無事案内する事が出来ます。又26年産米もなんかと消化の目途がつきました。あらためてお礼申し上げます。今後は、等級検査を実施しながら順次出荷が可能となってきます。又お餅の製造も徐々に本格的な生産体制となって来ましたので、例年同様に「お米」「お餅」の企画展開をよろしくお願い申し上げます。
尚、放射能検査結果については、山形県で9月8日を以って出荷自粛の解除となりました。又昨年同様の自主的検査も行いますので、必要に応じてお知らせも可能です。
山形県の放射能検査結果公表のアドレスです。
http://www.pref.yamagata.jp/houshasen/food.html
近年は、異常気象が日常化し、台風、竜巻、大雨が各地で頻発している中、ここ庄内では、春先から天気がよく、農作業も順調に推移した。田植え後もやや高温で経過した。今年は例年になく小雨傾向、空梅雨で8月お盆まで2~3回の雨しかなかった。その為稲の生育も4~5日進み、茎数、草丈も平年以上に生育が進み豊作が見込まれる稲姿になりました。7月末に出穂を迎えた圃場もあった。平均的には8月3,4日頃、つや姫は8月10日頃になりました。 8月上旬までは猛暑で経過しましたが、お盆を過ぎると急に涼しくなり登熟にはよい環境になったと思われます。しかしながら、8月下旬の台風による強風の影響、その後9月上旬の日照不足が米の品質、収量に与える影響が少し心配されますが、実りの秋を迎え黄金色の稲穂がこうべをたれてきました。今年も高品質のおいしいお米をお届けできそうです。稲刈り、乾燥、籾摺り調整、出荷まで細心の注意を払い、作業に励みますのでよろしくお願いいたします。
庄内協同ファームでは環境にやさしい農産物の生産に取り組んでおります。うるち米は作付け水田の60%強が、化学合成農薬・化学肥料を使用しない有機栽培で、合鴨・紙マルチ・チェーン除草、機械除草等いろいろな農法を組み合わせて栽培されております。有機栽培以外の水田も化学肥料の使用は行わず、農薬の使用もネオニコ系は使用せず可能な限り最小限にとどめ、おいしさと安全・安心を求めて栽培されています。環境に配慮して栽培された農産物を求めていただくことが、お互いに地球環境を守り、さらにより良い方向につながると思います。是非私たちが栽培・生産・加工したおいしいお米やお餅をご賞味ください。
第27回通常総会を開催しました。
2015年8月6日(木)
第27回通常総会を開催しました。(出席24名)今回は任期3年目の改選期にあたり、役員選挙で新役員が選出されまた。又その後の臨時理事会で代表理事には、小野寺喜作が再任となりました。