新年のご挨拶
あけましておめでとうございます
一昨年年末に新型コロナウィルスが発生し昨年には世界中に蔓延し経済を始めとする様々な事が混乱して未だ収束の気配がありません。1日も早い収束を願っています。
日本においても同様で外食産業や観光産業などに大きな影響が出ています。どちらも裾野が広く影響は国全体に広がっています。その一方で「巣ごもり」「オンライン・・・・」「バーチャル・・・・」など人とあまり触れ合わなくてもある程度満足できるモノが流行っていて元気な業種もあり明暗が大きく分かれています。
自粛で行動が制限される中、経済回復を念頭に置いた国が推進する「GOTO・・・・」を利用した旅や外食などに多くの人が出かけています。コロナには感染したくないが触れ合いは求めたいという矛盾した行動ですが考えてみれば人は相互依存しなければ生きていけないので、その様な行動になるのだろうなと感じます。
さて今年はどんな年になるでしょう?東京オリンピックは開催されるのでしょうか?ワクチンは開発されるのでしょうか?経済は回復するのでしょうか?只でさえ問題山積の中コロナが加わり大変な年になりそうです。予測不能です。
大変な世の中ではありますが庄内協同ファームは今のところコロナの影響は少ないです。皆様から支えられていることに感謝申し上げます。しかし「交流」や「お祭り」などの事業ができない事がとても残念に思います。オンラインで交流は出来ますが何か味気ないと思うのは私だけでしょうか?実際にお会いする事による暖かさやその場の空気感が心地いいと思うのは私だけでしょうか?今年こそはやりたいと思うのですがコロナ次第というところがあり今のところ判断ができない状態です。ホームパージ等で情報は発信していますのでご覧いただければ幸いです。
世の中はどのように変わろうとも庄内協同ファームはこれからも人と環境にやさしい農業の道を歩んでいきます。
みなさまのご多幸をお祈りしています。
今年もよろしくお願いします。
2020年 庄内柿圃場巡回
10月17日、雨上がりに庄内柿の圃場巡回を行いました。
庄内柿の生育状況は、5月下旬の猛烈な東風で葉がかなり傷んだり落ちたりして影響を心配しましたが、その後は順調に枝葉を伸ばし、蕾の数も十分に着きました。若干色づきに遅れを感じておりますが、今年も甘みの強い庄内柿を目指しています。
2020年度「お米」と「お餅製品」のご案内
2020年は7月下旬に山形県内では河川が氾濫するほどの大雨に見舞われ、農産物に対する影響も懸念されました。しかし、8月中旬頃から好天が続き、稲の生育は順調に推移していきました。山形県が9月に発表しました作況指数は104の「やや良」となりますが、現在までのところ平年並みの収穫量が見込めそうです。
今年は新型コロナウイルスの影響から、外食産業は自粛や制限を余儀なくされる状況となり、お米の消費量が全国的に落ち込んでおります。そのような厳しい社会・経済情勢の中、皆様には産直米の取組みに深くご理解していただき感謝に堪えません。今年も新米がお届けできることを喜ばしく思い、あらためてお礼申し上げます。
今後は順次米検査を実施し、新米出荷対応となります。また、お餅もこれから量産体制に向かっていきますので、「お米」や「お餅」、またその他の加工品についてもよろしくお願い申し上げます。
なお、放射能検査結果については、庄内地区(鶴岡市、三川町、庄内町、酒田市)では9月12日までに検査が行われ、不検出という結果となりました。検査結果は山形県のHPで公表しています。また、弊法人においても必要に応じて自主的に検査を行う予定です。
山形県の放射能検査結果データのアドレスです。
https://www.pref.yamagata.jp/houshasen/search/category
庄内協同ファーム米部会 秋の圃場巡回にて
今年も毎年恒例の稲穂がなびく時期の圃場巡回が行われました。有機栽培圃場を中心に、6名の田んぼを巡回し、収穫前に今年の稲作の良かった点や悪かった点、来年へ向けての抱負など、部会員で積極的に情報・意見交換しながら交流を深めました。
県の公表では「やや良」という収量予測が出ていますが、今年は長い梅雨の影響や、8月後半から9月中旬にかけての猛暑や大雨・強風による影響で稲の一部が倒伏する被害がありました。お米の品質や収穫量にどのように影響が出るのか収穫が終わるまで気が抜けません。
いずれの状況下においても私共生産者は高品質でおいしいお米を提供できるよう、農作業に勤しんでおります。今年もこのように新米をご案内ができることに、あらためてお礼申し上げます。
幣法人では、環境保全型農業を理念におき、環境に負荷を与えない農法に取り組んでいます。有機栽培(JAS有機)や、有機質肥料を使い化学肥料は使用せず、また農薬に関しても使用を最小限に抑えた自主基準を設けた栽培(減農薬無化学肥料栽培)に積極的に取り組んでいます。
30年以上の組織になりますが、世代交代も徐々に進み、貴重な技術の情報共有をしながら日々研鑽しております。特に今年は、「ウィードマン」という乗用除草機の共同利用組合を設立し、8名の生産者が集い、有機栽培の除草作業における省労力化や、効率の良い除草対策を実践しました。来年へ多少の課題は残るものの、幣法人の約3割の有機圃場で除草を行い、今後の有機栽培の継続維持・拡大に一つの兆しを見いだせた年となったと思います。
農産物や加工品を通して生まれる出会いと交流が私共の原動力となります。今後とも庄内協同ファームのお米、餅、加工品を末永くご愛顧いただけますよう宜しくお願いします。
2020年10月10日
庄内協同ファーム
米部会長 小野寺 紀允
2020年刈り取り風景
生産者 志藤正一 對馬啓太 刈り取り日 9月22日
有機 でわのもち 機械除草栽培
有機でわのもち
今年は稲刈り前に天候が安定せず苦労しながらの作業です。雨や風の影響でやや倒伏があるものの収穫量は昨年並みとなりそうです。
生産者 小野寺紀允 刈り取り日9月22日
有機 でわのもち 機械除草栽培
長雨や梅雨の影響で生育不良を心配していましたが夏が暑かったおかげで回復しました。自家製のボカシ肥えを使って今年もおいしいお米に育ちました。是非ご賞味ください。
2020.09.12米部会圃場巡回を行いました。
米部会圃場巡回を行いました。
強風の中での巡回となりました。今年は8月の酷暑より登熟が進み、稲刈りが平年より早まります。実際の圃場で、各生産者の今年の生育状況や穂入りなどを確認しました。
今年は昨年より収量は良い傾向となりそうです。
2020.7.20圃場巡回
今年は7月下旬の大雨で最上川中流域の市町村では家屋や農作物に大きな被害が発生しました。当庄内地区でも危険水域を突破し、公共施設に避難した方も大勢いましたが大きな氾濫被害はなく助かりました。
今年の天気は6月までは雨が降らず、乾燥により生育が進まず、7月からは一転雨が多く、土寄せ作業、除草作業が出来ないなど厳しい気象条件でした。それでも、枝豆はしっかりと育ち、皆様へお届けする事を嬉しく思っております。
2020年大麦収穫状況及び麦茶について
2020年5月29日 大麦部会 圃場巡回を行いました。
カモ農法(有機栽培)
2020年田植えが始まりました。
田植え作業 5月14日
生産者 小野寺 彰 品種 つや姫(有機栽培:機械除草)
育苗期間中に気温が低かったため少し生育が遅れましたが、その後は元気な苗に育ちました。おいしいと評判のつや姫を大切に育てていきます。
田植え作業 5月14日
生産者 志藤 正一・対馬啓太 でわのもち(有機栽培:紙マルチ栽培)
除草効果を期待して、紙マルチ栽培に取り組んでいます。風が強い庄内地方では気を使いながらの田植えです。苦労も多いですが収穫の喜びは格別です。
田植え作業 5月14日
生産者 髙橋 直之 でわのもち
庄内協同ファームのおいしいお餅の原料になる「でわのもち」です。今年もたくさんのお客様にお届けできるように頑張ります。