2021年田植が始まりました。
田植作業 5月11日 生産者:冨樫俊悦 品種:でわのもち
おもちの原料「でわのもち」です。この日は研修生とともに田植をしています。
田植作業 5月13日 生産者:髙橋直之 品種:つや姫
天気がよくまさに田植え日和。GPS機能付き田植機でまっすぐかつスピードアップしました。ただ、雨が降っても止められません。頑張って植えてます!
田植作業 5月13日 生産者:志藤正一 對馬啓太 品種:つや姫
今年から夫婦で農作業を始めました。皆様に美味しいお米をお届けできるよう丁寧に育てていきます。
田植作業 5月13日 生産者 小野寺友浩 小野寺彰 雪若丸
パックご飯の原料「雪若丸」を植えています。子へ繋ぐ農業を進めながら今年はメインで田植えを任せています。
紙マルチの配布が行われました。
春作業風景
2021年4月19日 對馬啓太 志藤正一 品種:でわのもち
苗箱を並べプール育苗します。気温が上昇し、ハウス内ではじんわりと汗が出てきました。
2021年4月20日 小野寺紀允 小野寺貴紀 品種:つや姫
800枚の苗箱につや姫の種を播きました。順次トラックの荷台に積み込みハウスへ移動します。
大麦・小麦の勉強会が行われました
農研機構東北農業研究センターの方を講師にむかえ、大麦・小麦の勉強会を行われました。
寒の戻りが厳しく時折雪が舞う中、庄内協同ファームの大麦圃場を見て現状を確認し指導いただきました。その後、(有)いずみ農産様の2階にて勉強会に参加し、品種ごとの麦の特性や麦と相性の良い輪作について、また追肥のタイミングなど栽培技術を改めて学ぶことができたと思います。
春の農作業が始まりました。
山形県有機農業者協議会
2021年3月19日第15回総会を開催いたしました。
総会終了後、県主催の山形有機農業推進フォーラムが開催されました。
会場参加に入場者数制限があり、またオンラインでの参加が多くみられました。
フォーラムでは門田一徳様を講師に招き、CSA(地域支援型農業)から学ぶ生産者と消費者の関係づくりについて講演していただきました。
これからの思い
あいコープみやぎ様からのご提案で震災10年のメッセージボードを掲げ画像を撮る計画がございました。3月11日当日に撮影希望との事でしたので、生産者の方から集まってもらい、生産者のそれぞれの想いをメッセージに込めました。震災当日は雪景色でしたが、風が少し強かったものの、雲一つない青空の下撮影することができました。
メッセージボードにありました「あの日から そしてこれからも ともに」。これからも食を通じてつながり続けてまいります。
機関誌の増刊号は6月に発行されるそうです。このような機会があり賛同させていただけたことを幸いと思います。
震災から10年、、、今私が思うこと
東日本大震災から10年が経ちました。アッという間の10年でした。この間、世の中は大きく変わりました。特に新型コロナウイルスが世界に蔓延したことにより今までの価値観が大きく変わろうとしています。ワクチン接種は始まったものの収束にはまだまだ時間を要します。
東日本大震災からの復興は表面上進んでいる様に見えますが、傷はまだ癒されているようには思えません。そう思うのは私だけでしょうか?
当時を思い起こせば震災直後は私たちの地域でも震度5強となり、かなり大きな揺れが長く続きましたが停電があったくらいで甚大な被害はありませんでした。停電時にラジオから流れてくるニュースで南三陸町や陸前髙田市が津波で壊滅しましたと報道されても街が壊滅することは想像できなくて理解不能だったことを覚えています。更に福島の原発がメルトダウンし爆発したことは衝撃でした。
その後救援物資を持って宮城の生協に行ったのですが途中、田んぼの中に船や車、家等が散乱している状況を見て絶句しました。私には被害が無かったのですが気持ちが混乱したせいなのか数日間、仕事をする意欲が湧かなかった記憶があります。
2012年1月下旬に宮城の生協さんから2013年1月下旬に福島の生協さんから協力していただきながら仮設住宅に「餅つき交流」を行う事ができました。私たちと交流することで少しでも心が和らげばとの想いで行いました。最初は警戒されたのか無表情での交流だったのですが回を重ねるにつれて笑顔で交流できたことが嬉しかったです。
また夏に福島の生協の組合員さんから庄内へ海水浴に来ていただきました。小さな子供たちが元気に泳いでいる姿を見られることが大変嬉しく、来てもらってよかったと思いました。いろいろな交流は時が過ぎると私たちも気づかされることが多く、人とのつながりの大切さを学ばせていただきました。
2月13日午後11時過ぎに福島県沖で震災の余震と言われる大きな地震がありました。瞬時に10年前の事がよみがえり恐怖を感じました。震源地より遠い山形でさえそうなのですから福島や宮城の人たちはもっと大変だったのではないでしょうか。10年経ってもまだ影響を及ぼすほどの大震災なのだと改めて感じました。
10年ひと昔という言葉もありますが10年経っても未だに影響を及ぼすという事は、地球にとっての10年は瞬きみたいなものなのでしょう。10年過ぎても震災はまだ続いていると思わずにはいられません。それに放射能汚染問題も解決していません。過度に警戒や心配する必要はないかもしれませんが見守り続けていく必要はあると思います。
コロナが収束したら福島に行き現状を知るとともに今できる事を考えていかなければならないです。
東日本大震災を風化させてはいけません。
山形有機農業者協議会幹事会2021
新庄市雪の里情報館にて山形有機農業者協議会幹事会が行われました。
今期の状況報告や総会の確認、来期に向けての課題・計画を議論しました。
その中で3月19日に行われる山形県有機推進フォーラムを皆様にお知らせいたします。
ご興味がございましたら下記URLから申込みができます。
https://s-kantan.jp/pref-yamagata-u/offer/offerList_detail.action?tempString=yukinogyosuishin
オンライン交流会が行われました。
庄内産直ネットワークが設立し19年目がスタートいたしました。
一昨年まで春の田植交流・職員研修・秋の稲刈り交流などパルシステム埼玉の組合員の皆様と顔の見える交流を深めてまいりましたが、昨年、年明けからコロナウイルス感染症の影響により皆様との交流が叶わなくなりさみしく思っておりました。交流がないままに1年が終わろうとしていましたが、昨年のクリスマスイブにパルシステム埼玉様よりオンライン企画の提案があり、まさにクリスマスプレゼントをいただいたような気持ちになりました。
本日のオンライン交流会では、事前にリハーサルや打合せをしたものの、リモート慣れしていないため今朝はスムーズに会が進みますようにと願いながら本番を迎えました。
パルシステム埼玉様より進行していただき、「産直ネットワークの説明」や「田んぼの四季とともにお米が出来るまで」の動画、庄内協同ファーム・庄内たがわ農協それぞれでの商品紹介と流れるように進みました。
最後にパルシステム埼玉の組合員の皆様とのフリートークでは、10分間ずつ2グループにわかれお話をさせて頂きました。とても短い時間の中で農法についての質問や新商品の「ころもちシリーズ」「玄米パックご飯」をぜひ試してみたいなど嬉しいお言葉、田んぼの四季の動画を見ていて涙がこぼれてきたとおっしゃってくださる組合員の方もいらっしゃいました。皆様の笑顔がみれてとても癒されました。
あっという間に画面越しの交流会は終わってしまいましたが、初めの緊張が嘘のようにパルシステム埼玉の皆様から元気をいただけた交流会でした。
またお会いできることを楽しみにしております。