3月13日 庄内協同ファーム生産者集会の開催
水稲から野菜出荷を含めた全体の作付け計画の確認、生産者グループ・部会が取り組む
環境活動の目的目標やプログラムについて発表しあった。
今回のテーマは「美味しい食と安全を考える」。得意先さまも交えた話題に農と食が置かれて
いる状況認識を新たにした。 集会プログラム 080313.pdf へのリンク
2月19日 庄内環境創造型農業研修会が開催される
平日午前中の開催であったが、約100名からの参加者があった。今年は、有機農業推進法
2年で具体的な推進が望まれていることでもあり行政の参加者多いのが特徴であった。
有機推進農業者の第一人者である金子登美氏を講演者にむかえ有機農業の展開と
町づくりについて自らの体験で得たことを話して頂いた。また、庄内で活動をすすめている農家や
学校、消費者の方からは、生き物調査の実践で学んだことを話していただいた。
写真は、体験報告する庄内協同ファームの冨樫俊悦 080219togasi.pdf へのリンク
研修会プログラム 080219progrm.pdf へのリンク
2月13日 庄内平野も大寒波になった。強い地吹雪で事務所に来るのも帰るのも大変であった。
2月6日 栽培台帳の合同記帳会と資材説明会
07年度栽培実績記帳と08年度栽培計画に向けた栽培台帳の記帳を各部会員が事務所に集い午前中から
一緒に実施。普段一人の記帳であるが一人で記帳するより、不明なところをお互いに聞きあったりすること
ができる、この合同記帳会は記録に不慣れな生産者にとって助かる貴重な時間です。
当日の午後3時からは、資材共同購入の川合肥料(株)グリンタス(株)の社長から08年度購入資材の説明を
受け、扱い資材の検討をおこなった。
1月 アファス認証研修会・組合員会議
2008年度の有機栽培にむけ新しく生産行程管理格付け者になる2名と改正JAS有機の研修会を8名の参加で1月30日・31日の1.5日をかけて事務所で研修しました。昨年の研修につづき有機栽培に取り組み人が増えました。
また、30日7時~組合員会議を開催。庄内協同ファームの組合員会議は組合員の合意形成の場として開催されています。
12月 もち製品つくり
2007年11月 土と平和の祭典 11月11日午前10時から東京芝公園で開催されたイベントに参加してきました。(白澤)
11月11日午前10時から東京芝公園で開催されたイベントに参加してきました。(白澤)
土と平和の祭典
当日9時すぎから1時間くらい雨が降り、人の出入りを心配しましたが11時頃には雨もあがり多くの参加者で賑わいました。私たちの出店には庄内から2名が上京、都内に住む友人たちの応援をえて餅の販売を中心に産地をアッピールしました
出店したテントの前をゆく参加者に産地紹介チラシを配り、餅の試食を呼びかけました。
おかげ様で持参した徳用餅、おこし、有機米など完売でした。
←(オレンジ色の小旗は山形セレクションの認定品
有機米をアッピール)
だいぶ前に「デバンダ」というイベントがありましたが、その時より参加者は多いようでした。
有機農産物の流通宅配会員さん、生協さんなど、いろんな消費者会員グループの方々が
いらしていて、つかの間、見知った人たちとも交流ができました。
今回のイベントには、若い人たちが出店や音楽を楽しむ、たくさんの姿がありました。
来年も開催があり、みなさまとお会いできるのを楽しみにしています。
2007年10月 柿部会より
今年も庄内柿をお届けします。
すべての台風が東北を集中攻撃しているのではと思うくらい今年の台風の進路は異常です。
庄内の柿にとっても今年は春から異常続きです。最初の異常は5月26日、直径が2センチもあろうかと思われる雹が降り、柿の葉も蕾も若い枝もこれほどまでにと思うくらい傷つけられました。
秋口に収穫の遅れた柿が雹害に会うことはあっても田植えが済んだばかりの5月の末に雹が降ってくるとは思いもよりませんでした。そして相次ぐ台風、8月の高温、9月の長雨です。しかし、ありがたいことに異常な気象にもめげず柿は今年も実をつけ残暑の季節も何とか乗り切ろうと頑張ってくれています。むしろ果実の肥大は例年よりもやや進んでいるかもしれません。ただ9月の雨で着色の遅れ、収穫の遅れは懸念されます。柿の生育の状況を注意深く
見守り、おいしい柿をお届けできるよう今後も管理には十分気をつけていきたいと思っています。
柿は季節のもの、季節をいただくもの、できるだけ新鮮なものをそのままいただくのがおいしいのですが、私たち生産者のところでは出荷できない格外品が多くでます。皮をむいた柿を厚さ3ミリくらいの短冊に切り、和え物やサラダにしていただくことも多いです。
また“食べきれずに柔らかくなった柿を冷凍にし、ふゆにコタツに入ってへたの側から切り取り、シャーベットでいただくのもおいしいよ”と友達に言われたことがあります。皆さんで工夫をしておいしく召し上がっていただければ嬉しいです。
柿部会 志藤 正一
9月29 埼玉ユーアイコープの組合員による「庄内稲刈りツアー」
今年も稲刈り体験ツアーが企画され29日に実施され春に手植えした鶴岡市平田の圃場(五十嵐)で生産者に作業指導うけながら一緒に体験しました。庄内のファンになり何度もこられる方もいて回をかさねるごとにつながりが深まっています。
9月15 米部会圃場巡回、2007年産米の生育
-庄内平野から米便り- 事業管理部長 白澤吉博
庄内平野でも稲刈り作業が始まりました。夏の間少なかった田園の人影も、先週末からは黄金色の稲穂に分け入り音を響かせながら刈り取るコンバイン、畔では待機する人や搬送用トラックが多く見られるようになりました。この時期特有の晴れやかな天候の下、豊かな稔りを期待する農家の人たちで田んぼは賑やかになっています。
最近までの稲の生育は、7月に入り気温が低く日照時間も少なく経過したために草丈の伸長は鈍ったのですが、梅雨明けから高温で経過し出穂始期は8月4日、出穂盛期は8月8日とほぼ平年並になりました。さらに、9月に入り高温傾向が続いたために積算気温の到達も早まって登熟がすすみ、刈り取り適期は現在3日程度早まっています。
9月15日に米部会で行った圃場巡回では、ほとんどの圃場で稲の生育が良く今年は懸念されていた台風9号の影響も無く、減無栽培、有機栽培圃場ともに、昨年以上の収穫が見込まれそうでした。良い品質のお米をお届けするため適期を逃がさないように刈り取り作業を急いで進めています。 (9月15日 圃場巡回 気温32度)
-収穫を前にして- 米部会長 野口 吉男
秋雨前線の影響で、東北北部の秋田県、岩手県では水害のため水没した圃場の様子が新聞やTVに映し出され、今年の収穫を目前にしての事だけに悔しい思いが伝わり、農家として他人事ではないと思っています。
幸い私達の地域はこれまで順調に成育が進み刈取時期を迎え、早いところは15日くらいから収穫作業が始まっています。今年の稲姿は、理想的な形で経過し良い品質のお米が出来ると期待しています。
春の作付け計画から始まり、種籾は温湯による処理をし、播種、元肥には有機質肥料を使い、除草も有機、転換期間中有機、無無栽培はカモ、冬期湛水、紙マルチ、機械除草、田畑輪換などの方法で、減農薬無化学肥料栽培は除草剤1回(2~3成分)1回で、肥料はどの栽培方法も有機肥料を使用している。この栽培基準の中から、ファームの組合員は自分の地域に合った方法で手をかけて栽培しています。
私も、雑草には手を焼き除草機をかけたり、手で取ったりしながら栽培していますが、栽培期間中の春と秋は、仲間と一緒に圃場巡回をして栽培方法を学んだり生育状況を確認したりしながら栽培をしました。
消費者の方と一緒に行った生き物調査は、毎日の作業に追われ、今まで何気なく見ていた生き物が水田やその周りにも多く棲んで居ることに驚き、ただ雑草として刈り取っていた中に、多くの植物があった事に改めて自然の多様さに驚いています。皆さんも、ぜひ一度近くの田圃などに出かけてみませんか!
こうして、作られたお米をまもなく皆様にお届けできると思います、ぜひご賞味ください。皆様よりの意見や批評を頂き、来年の栽培につなげて行きたいと思います。