カモ農法(有機栽培)
カモ農法(有機栽培)
2019年5月30日 大麦部会 圃場巡回を行いました。
今年の大麦状況
昨年は、大麦栽培始って以来と云える大不作の年でしたが、今年は豊作とは云えないまでもまずまず生産者もほっと一安心の年となりました。
左から3人目の生産者(忠鉢氏)は昨年より大麦栽培に挑戦してくれています。
今年初めての収穫量も相応で、次年度以降にも大いに期待したいところです。
2019年田植えが始まりました。
田植え作業 5月11日
生産者 小野寺彰 品種 つや姫(有機栽培・機械除草・)
昨年は育苗後期から田植え時期に大雨が降り作業できない日もありましたが、今年は好天に恵まれ作業も苗の生育も良好です。有機栽培は除草作業で苦労しますが、甘味があり冷めてもいおいしいと評判のつや姫を今年も多くの皆さんにお届けしたいと思います。
田植え作業 5月11日
生産者 髙橋直之 品種 でわものち(もち米)
でわのもちは滑らかな食感とコシが特徴です。庄内協同ファームのお餅はすべてこの「でわのもち」で作られています。倒伏しやすいなどの大変さはありますが、今年も食べてくれる人達のおいしい!の為に頑張ります!
田植え作業 5月11日
生産者 菅原孝明 品種 つや姫(有機栽培・アイガモ農法)
まだ、放鴨する日まで少しありますが、長年アイカモ農法で育てて来ました。今年も鴨の働きに期待しながら、おいしいお米作りに頑張ります。
田植え作業 5月17日
生産者 志藤正一・對馬啓太 品種 でわのもち(有機栽培・アイガモ農法)
私たちは合鴨農法で「でわのもち」を育てています。合鴨農法は外敵にカモが襲われないように圃場をしっかりとネットや柵で囲う必要がありますが、カモによる除草効果が高く農作業の省力化が期待できます。ひな鳥を田んぼに放すと、ようやく田植え作業もひと段落です。
田植え作業 5月17日
生産者 小野寺紀允 品種 つや姫(有機栽培・機械除草)
米ぬかを主体としたボカシ肥料を使って活力のある土壌作りに取り組んでいます。様々な農法を試しながら、有機農業の効率化、活性化に繋げていけたらと思っています。
田植え作業 5月17日
五十嵐勇輝 品種 コシヒカリ
コシヒカリは、粘りが強くおいしい品種です。ここ庄内地方は沿岸部で、風が常に吹いているので、倒伏しやすいコシヒカリは栽培に気を使いますが収穫できた時の喜びは格別です。秋の収穫まで楽しみに待っていてください。
だだちゃ豆の定植作業
定植作業 5月13日
生産者 小野寺 貴紀 だだちゃ豆(早生甘露)有機栽培
この品種はだだちゃ豆の特性である甘味やコク等が優れている事から甘露と名付けられました。早生種の為、8月過ぎから徐々に収穫が出来ます。
定植作業 5月13日
生産者 五十嵐 勇輝 だだちゃ豆(早生白山)有機栽培
一区画約30aの面積ですが、炎天下の中一人で黙々と定植作業です。夕方になるとどっと疲れも増しますが、晩酌のビールは最高です。
定植作業 5月14日
生産者 佐藤 清夫圃場 だだちゃ豆(早生白山)有機栽培
だだちゃ豆の中でも知名度のある品種(白山)の早生種です。甘味・コク・香りも安定した品種でお盆前当たりからの収穫になります。発芽率も良く育苗も順調でした。
山形県有機農業者協議会
2019年3月22日 第13回総会を開催しました。
志藤会長
作型カウント等の質問に対しそれぞれの地域の実情を説明する志藤会長。
安藤主査(山形県農林水産部農業技術環境課)
山形県有機農業推進計画(案)の概要については、特に有機栽培技術の普及拡大、新たに有機農業に取組む農業者等への支援策、有機農業の取組みに対する支援策についての説明がありました。
午後からは、山形県主催の有機農業推進フォーラムを開催しました。
1)講演
演題 有機農業の今後の推進方向について
講師 農林水産省生産局農業環境対策課長 及川 仁 氏
2)パネルディスカッション(会場参加型) 有機農業を核とした地域づくりを考える
=パネリスト=
埼玉県小川町 環境農林課 主査 上 博英 氏
山形県高畠町 商工観光課 地域活力創生プロデューサー 外薗 明博 氏
山形県有機農業者協議会 会長 志藤 正一 氏=アドバイザー=
農林水産省生産局農業環境対策課長 及川 仁 氏=コーディネーター=
山形県農林水産部農業技術環境課 課長補佐 冨樫 政博 氏
及川課長からは、有機農業をめぐる事情(位置づけ、市場、取組面積、取組生産者、流通・消費動向、自治体の取組)について様々な切り口からのわかり易い説明がありました。
又、パネルディスカッションでは、各自治体の成功事例から取組次第では、有機農業を更に盛り上げる事も可能だという事が、再認識できたフォーラムとなりました。
庄内協同ファーム・生産者集会 を開催しました。
第一部は、2018年度活動報告と2019年度の活動計画をそれぞれの部会(米・枝豆・柿・大麦・加工・野菜・大豆)からの発表。全体としての取組を事業管理部より報告がありました。又有機JAS委員会からは、認証制度の取組報告と東京オリ・パラに合わせた、ASIA GAP ・GLOBAL GAP と有機JAS認証農産物との整合性(差分確認)の説明等がありました。生産履歴監査委員会からは、内部監査を中心とした実績・計画の報告があり、安心農産物生産委員会からは、生産・環境活動の総括と計画の報告がありました。
第二部 講演
1講演 (オイシックス・ラ・大地の現在と今後の方向)
オイシックス・ラ・大地株式会社
大地を守る会商品本部 生産部 部長 内田 智明氏
自然派食品宅配業界では、老舗の(大地を守る会・らでぃっしゅぼーや)と(オイシックス)が2018年10月に経営統合した事による今後の組織体制、それぞれの会社の取組としては、生産基準書の整理・統一化、需要・物流面に於いての強化・効率化、又生産者団体との情報交換の窓口機能の継続・発展等、統合によりますます期待のもてる講演となりました。
2講演 (田んぼの生き物と調査のこれから)
NPO法人 田んぼ 研究員 舩橋 玲二氏
大崎耕土内に於ける屋敷林(居久根)が果たしている生態系(無農薬栽培で重要なカメムシの天敵となるアシナガクモ類が無農薬の水田に多く生息している)で普段の生活では余り気が付くことが出来ない、生き物調査から得られる、田んぼを核とした地域つくり等今後の農業・農村のあり方を考えさせられる講演となりました。
=大崎耕土(2017年12月 国連食糧農業機関の世界農業遺産に認定)=
2018年 干し柿部会(干場巡回)を行いました。
今年は暖冬の影響からか庄内特有の乾燥した北風も少なく干し始めは心配しましたが、その後は例年通りの天候となり、順調に作業も進み期待した数量も確保出来そうです。
出荷時期も早めのものは、12月初旬頃に向けて一部は仕上げ乾燥の作業に入っております。
やまがたオーガニックフェスタ2018 今年も開催しました。
昨年までのイベント会場(ビッグウイング)から変更し、今年はイオンモール天童2Fイオンホールでの開催となりました。後援の山形県やイオンモールの広報活動の協力もあり、想像以上の来場者となりました。環境にやさしい農産物・有機農産物への関心が年々高まっているように感じます。
主催
山形県有機農業者協議会 やまがたオーガニックフェスタ2018実行委員会
https://ja-jp.facebook.com/organicfes山形県が運営する環境保全型農業情報サイト「山形eco農家」
産直団体との研修・交流
同じ山形県の内陸部(置賜地方)で私達と同様に産直を中心に、消費者団体等と連帯し事業を営んでいる米沢郷牧場女性部からの依頼で、研修受入を行いました。
産直団体 株式会社 米沢郷牧場 女性部
受入団体 農事組合法人 庄内協同ファーム 枝豆部会長 佐藤 清夫
研修交流内容
1)枝豆(だだちゃ豆)生産の取組(有機栽培)について
2)種子(伝統野菜)を守る取り組みについて
3)その他 環境保全型農業等について
以上を中心に部会長の佐藤から説明していただき最後は作業所前で記念の集合写真を撮りました