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やまがた有機農業推進コンソーシアム事業

 当法人では、平成26年から水稲有機栽培に関する実証試験を実施しています。当法人も加入している山形県有機農業者協議会と山形県が山形県有機農業推進コンソーシアムというグループを作って事業として取り組んでいるものです。

 有機栽培米は化学合成農薬を使用しないため、病害虫の発生や雑草被害などにより収量が不安定となり、また作業も大変です。そのため、水稲有機栽培を実施している組合員も取り組み面積を増やすことが難しい状況にあります。

 そこで、新しく開発された乗用除草機を使用して労力を軽減しながら効率よく除草したり、病害に強い新品種を導入することで、有機栽培でもお米を安定して生産できるようにするのがこの実証試験の目的です。

 この実証試験では、乗用除草機の除草効果、作業性を検証するとともに、組合員が実施している株間除草機、紙マルチ、カモ除草、さらに秋田県で開発中のブラシローラ除草機、山形県の試験場で取り組んでいるチェーン除草といった様々な技術の除草効果を比較しました。加えて、各農家の使用している肥料の種類や施肥量などの収量への影響についても検討しました。

このことをとおし、組合員をはじめ水稲有機栽培を実施している農家の栽培管理の技術力が高まり、水稲有機栽培の取り組みが一層広まり、安定した生産の実現を目指します。また、そのことにより、有機栽培米をより多くの方々へお届けしたいと考えています。

2016218
庄内協同ファーム  米部会資料

乗用除草機

乗用除草機

株間除草機

株間除草機

紙マルチ

紙マルチ

ブラシローラ除草機

ブラシローラ除草機

チェーン除草

チェーン除草

カモ除草

カモ除草


庄内協同ファーム米部会総会を開催しました。

一部役員の交替と新規の協力組合員加入が承認されました。引き続き米部会を開催し2016年産米の栽培基準・出荷基準の確認を行った。報告事項では、2015年産米の販売状況と2016年産米の作付計画と集計や3月に行われる生産者集会について報告があった。

又お米の学習会では、県農業総合研究センター 農業試験場 水稲部 主任専門研究員の安藤氏より、有機圃場に於ける各除草方法の調査結果と考察について説明がありました。

総会当日の午前中は、今後の施肥設計の目安として、各生産者の圃場から採取した土壌を元に分析機器を用いて土壌検査を行った。

米部会の様子

米部会の様子

説明する安藤氏

説明する安藤氏

生産者毎の土壌

生産者毎の土壌

試薬による分析

試薬による分析


共同購入資材説明会を開催しました。

2月1日に毎年恒例の資材説明会を行いました。川合肥料㈱の佐々木社長、川合課長と㈱グリンタスの千葉取締役営業本部長よりお越しいただきました。
始めに㈱グリンタスの千葉本部長より、昨年東北地方であった雑草の発生傾向や害虫の被害事例などの報告と今年の傾向等の説明をしていただきました。
 続いて川合肥料㈱川合課長より、有機で使用出来る資材の説明と合わせ、プール育苗と陸育苗の実験結果や土壌分析例の報告、資材の使用効果の説明、又使用する資材の粒状をサンプルで生産者が直接確認しました。各生産者からの質問事項にはそれぞれ資材業者さんから直接答えて貰える大切な機会となっています。時間ギリギリまでたくさんの質疑応答が続きました。

農事組合法人 庄内協同ファーム
共同購入 事務局

挨拶をする 川合肥料 佐々木社長

挨拶をする 川合肥料 佐々木社長

説明を聞く各生産者

説明を聞く各生産者

グリンタス 千葉本部長

グリンタス 千葉本部長

川合肥料 川合課長

川合肥料 川合課長


平成27年米・食味分析鑑定コンクール 特別優秀賞

平成27年米・食味分析鑑定コンクール 特別優秀賞


平成27年米・食味分析鑑定コンクール 特別優秀賞


クリックで拡大します。

若手農業経営者女性部門(ササニシキ)

平成27年米・食味分析鑑定コンクール 特別優秀賞


平成27年米・食味分析鑑定コンクール 特別優秀賞

クリックで拡大します。

若手農業経営者女性部門(ササニシキ)


やまがたオーガニックフェスタ2015

やまがたオーガニックフェスタ2015今年も開催しました。
今年で5回目、山形県のバックアップもあり年々認知度もアップして来ている
今年の来場者は3750(主催者発表)と昨年より多い。
https://ja-jp.facebook.com/organicfes

やまがたオーガニックフェスタパンフレットPDF

主催

山形県有機農業者協議会 やまがたオーガニックフェスタ2015実行委員会

目的

●山形の有機農業及び有機農業者の取り組みを多くの方に知っていただく。

●有機農産物や有機加工食品の生産者と消費者をつなぐ交流の場をつくる

●消費者が有機農産物及び有機農業者に対する理解を深め、交流を図る事により
 更なる有機農業の発展と新たな広がりを見出す一助となるよう開催するもの

庄内協同ファームの組合員(生産者)である、野口さんと、五十嵐さんです。今回商品説明兼販売として参加していただきました。準備も整い間もなくオープンです。

庄内協同ファームの組合員(生産者)である、野口さんと、五十嵐さんです。今回商品説明兼販売として参加していただきました。準備も整い間もなくオープンです。

参加団体のパンフレット等の案内です。

参加団体のパンフレット等の案内です。

オープニングセレモニーで挨拶する 志藤氏(山形県有機農業者協議会副会長)

オープニングセレモニーで挨拶する 志藤氏(山形県有機農業者協議会副会長)

会場の様子。

会場の様子。


2015年稲刈り風景

2015.10 富樫 俊悦(今年の状況)

冨樫俊悦もち米(でわのもち)昨年に比べ収穫時期の天候の影響で(雨が降ったり止んだり)若干水分も高く、収穫量も思ったより伸びませんでした。一部の圃場ではカメムシの被害も発生したり、カモを入れる時期が遅れた圃場は雑草が多かったりと一筋縄ではいきませんでした。しかし、周りで災害が多く発生する中でこれだけ収穫できればありがたいと思いながら、今年の経験を来年に活かしていきたいです。

 

2015.10 五十嵐 勇輝

五十嵐勇輝コシヒカリ紙マルチ除草による有機栽培のコシヒカリです。今年はマルチが剥がされる被害もなく又、雑草もほぼない状態で稲刈りを迎えることができました。長稈品種のコシヒカリは倒伏しやすい為、水管理や追肥のやり方に注意して無効茎を減らし、茎を太く健全に育てることに努めました。その結果、倒伏せず、実りの良い稲を収穫することができました。


2015年 柿圃場巡回

2015柿生産者集合

今年は、農産物全般が生育の早い年で、庄内柿も同様に早目の実りです。
例年の圃場巡回は10月20日前後に行っておりますが、今年は5日程早目の巡回です。
夏の好天も影響し玉伸びも良く、例年より一回り大きめの柿に実りました。 2015度庄内柿のご案内

干し柿部会の圃場 柿部会長の圃場


2015年度「お米」と「お餅製品」のご案内

黄金色に染まった庄内平野の稲穂も半分以上刈取りが進み、農作業もいよいよ終盤に差し掛かりました。山形県の作況指数は103(やや良)庄内地方も104(やや良)と発表されました。しかし、有機栽培や減農薬栽培に特化した農法での収穫量は県の発表とおりにならない場合もありまだまだ安心はできません。早生種のひとめぼれは現行、品質・収穫量も良く期待出来そうです。晩生品種のコシヒカリ、つや姫にも期待しているところです。

27年産米にJAが提示した概算金は市場に与える影響も加味し少しは改善されましたが、お米の消費はなかなか上向き傾向にはありません。その中で、お取引先様や消費者の産直制度のご理解の基、今年も新米を無事案内する事が出来ます。又26年産米もなんかと消化の目途がつきました。あらためてお礼申し上げます。今後は、等級検査を実施しながら順次出荷が可能となってきます。又お餅の製造も徐々に本格的な生産体制となって来ましたので、例年同様に「お米」「お餅」の企画展開をよろしくお願い申し上げます。

尚、放射能検査結果については、山形県で9月8日を以って出荷自粛の解除となりました。又昨年同様の自主的検査も行いますので、必要に応じてお知らせも可能です。
山形県の放射能検査結果公表のアドレスです。
http://www.pref.yamagata.jp/houshasen/food.html

 

生産者 小野寺彰

2015年9月30日
庄内協同ファーム
米部会長 小野寺 彰
有機栽培圃場で撮影
品種 もち米(でわのもち)

近年は、異常気象が日常化し、台風、竜巻、大雨が各地で頻発している中、ここ庄内では、春先から天気がよく、農作業も順調に推移した。田植え後もやや高温で経過した。今年は例年になく小雨傾向、空梅雨で8月お盆まで2~3回の雨しかなかった。その為稲の生育も4~5日進み、茎数、草丈も平年以上に生育が進み豊作が見込まれる稲姿になりました。7月末に出穂を迎えた圃場もあった。平均的には8月3,4日頃、つや姫は8月10日頃になりました。 8月上旬までは猛暑で経過しましたが、お盆を過ぎると急に涼しくなり登熟にはよい環境になったと思われます。しかしながら、8月下旬の台風による強風の影響、その後9月上旬の日照不足が米の品質、収量に与える影響が少し心配されますが、実りの秋を迎え黄金色の稲穂がこうべをたれてきました。今年も高品質のおいしいお米をお届けできそうです。稲刈り、乾燥、籾摺り調整、出荷まで細心の注意を払い、作業に励みますのでよろしくお願いいたします。

庄内協同ファームでは環境にやさしい農産物の生産に取り組んでおります。うるち米は作付け水田の60%強が、化学合成農薬・化学肥料を使用しない有機栽培で、合鴨・紙マルチ・チェーン除草、機械除草等いろいろな農法を組み合わせて栽培されております。有機栽培以外の水田も化学肥料の使用は行わず、農薬の使用もネオニコ系は使用せず可能な限り最小限にとどめ、おいしさと安全・安心を求めて栽培されています。環境に配慮して栽培された農産物を求めていただくことが、お互いに地球環境を守り、さらにより良い方向につながると思います。是非私たちが栽培・生産・加工したおいしいお米やお餅をご賞味ください。


アジア学院研修生受け入れ

DSCN1560

事務所前による集合写真です。
今年の研修生の出身国は、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、ネパール、カメルーン、ジンバブエ、ケニア、ガーナ、リベリア、タンザニアです。当学院は民族、習慣、価値観等の違いを超えてより実践的な学習を行っています。

DSCN1533

アジア学院研修内容

今年で11回目の受入となりました。
研修日時 2015年8月19日(水)AM 9:00~ AM12:00
当法人の歴史や現在の取り組み、又今後の農事組合法人としての可能性、食品加工の現状と可能性について代表理事の小野寺喜作より説明を行いました。


第27回通常総会を開催しました。

201586日(木)

27回通常総会を開催しました。(出席24名)今回は任期3年目の改選期にあたり、役員選挙で新役員が選出されまた。又その後の臨時理事会で代表理事には、小野寺喜作が再任となりました。

報告と役員交代のお知らせ.pdf


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