2021.6.1 鴨の入水が完了しました
鴨の力を借りてカモ除草をしています。
今年も5月下旬から田植が終わり、カモを獣やカラスから守るためネットや電気柵などの対策ができた田んぼから順に入れていきます。
元気に泳ぎ回っている姿や幼いうちのピヨピヨといった鳴き声はなんとも癒されます。
2021年田植が始まりました。
田植作業 5月11日 生産者:冨樫俊悦 品種:でわのもち
おもちの原料「でわのもち」です。この日は研修生とともに田植をしています。
田植作業 5月13日 生産者:髙橋直之 品種:つや姫
天気がよくまさに田植え日和。GPS機能付き田植機でまっすぐかつスピードアップしました。ただ、雨が降っても止められません。頑張って植えてます!
田植作業 5月13日 生産者:志藤正一 對馬啓太 品種:つや姫
今年から夫婦で農作業を始めました。皆様に美味しいお米をお届けできるよう丁寧に育てていきます。
田植作業 5月13日 生産者 小野寺友浩 小野寺彰 雪若丸
パックご飯の原料「雪若丸」を植えています。子へ繋ぐ農業を進めながら今年はメインで田植えを任せています。
紙マルチの配布が行われました。
春作業風景
2021年4月19日 對馬啓太 志藤正一 品種:でわのもち
苗箱を並べプール育苗します。気温が上昇し、ハウス内ではじんわりと汗が出てきました。
2021年4月20日 小野寺紀允 小野寺貴紀 品種:つや姫
800枚の苗箱につや姫の種を播きました。順次トラックの荷台に積み込みハウスへ移動します。
春の農作業が始まりました。
これからの思い
あいコープみやぎ様からのご提案で震災10年のメッセージボードを掲げ画像を撮る計画がございました。3月11日当日に撮影希望との事でしたので、生産者の方から集まってもらい、生産者のそれぞれの想いをメッセージに込めました。震災当日は雪景色でしたが、風が少し強かったものの、雲一つない青空の下撮影することができました。
メッセージボードにありました「あの日から そしてこれからも ともに」。これからも食を通じてつながり続けてまいります。
機関誌の増刊号は6月に発行されるそうです。このような機会があり賛同させていただけたことを幸いと思います。
震災から10年、、、今私が思うこと
東日本大震災から10年が経ちました。アッという間の10年でした。この間、世の中は大きく変わりました。特に新型コロナウイルスが世界に蔓延したことにより今までの価値観が大きく変わろうとしています。ワクチン接種は始まったものの収束にはまだまだ時間を要します。
東日本大震災からの復興は表面上進んでいる様に見えますが、傷はまだ癒されているようには思えません。そう思うのは私だけでしょうか?
当時を思い起こせば震災直後は私たちの地域でも震度5強となり、かなり大きな揺れが長く続きましたが停電があったくらいで甚大な被害はありませんでした。停電時にラジオから流れてくるニュースで南三陸町や陸前髙田市が津波で壊滅しましたと報道されても街が壊滅することは想像できなくて理解不能だったことを覚えています。更に福島の原発がメルトダウンし爆発したことは衝撃でした。
その後救援物資を持って宮城の生協に行ったのですが途中、田んぼの中に船や車、家等が散乱している状況を見て絶句しました。私には被害が無かったのですが気持ちが混乱したせいなのか数日間、仕事をする意欲が湧かなかった記憶があります。
2012年1月下旬に宮城の生協さんから2013年1月下旬に福島の生協さんから協力していただきながら仮設住宅に「餅つき交流」を行う事ができました。私たちと交流することで少しでも心が和らげばとの想いで行いました。最初は警戒されたのか無表情での交流だったのですが回を重ねるにつれて笑顔で交流できたことが嬉しかったです。
また夏に福島の生協の組合員さんから庄内へ海水浴に来ていただきました。小さな子供たちが元気に泳いでいる姿を見られることが大変嬉しく、来てもらってよかったと思いました。いろいろな交流は時が過ぎると私たちも気づかされることが多く、人とのつながりの大切さを学ばせていただきました。
2月13日午後11時過ぎに福島県沖で震災の余震と言われる大きな地震がありました。瞬時に10年前の事がよみがえり恐怖を感じました。震源地より遠い山形でさえそうなのですから福島や宮城の人たちはもっと大変だったのではないでしょうか。10年経ってもまだ影響を及ぼすほどの大震災なのだと改めて感じました。
10年ひと昔という言葉もありますが10年経っても未だに影響を及ぼすという事は、地球にとっての10年は瞬きみたいなものなのでしょう。10年過ぎても震災はまだ続いていると思わずにはいられません。それに放射能汚染問題も解決していません。過度に警戒や心配する必要はないかもしれませんが見守り続けていく必要はあると思います。
コロナが収束したら福島に行き現状を知るとともに今できる事を考えていかなければならないです。
東日本大震災を風化させてはいけません。
2020年刈り取り風景
生産者 志藤正一 對馬啓太 刈り取り日 9月22日
有機 でわのもち 機械除草栽培
有機でわのもち
今年は稲刈り前に天候が安定せず苦労しながらの作業です。雨や風の影響でやや倒伏があるものの収穫量は昨年並みとなりそうです。
生産者 小野寺紀允 刈り取り日9月22日
有機 でわのもち 機械除草栽培
長雨や梅雨の影響で生育不良を心配していましたが夏が暑かったおかげで回復しました。自家製のボカシ肥えを使って今年もおいしいお米に育ちました。是非ご賞味ください。
カモ農法(有機栽培)
2020年田植えが始まりました。
田植え作業 5月14日
生産者 小野寺 彰 品種 つや姫(有機栽培:機械除草)
育苗期間中に気温が低かったため少し生育が遅れましたが、その後は元気な苗に育ちました。おいしいと評判のつや姫を大切に育てていきます。
田植え作業 5月14日
生産者 志藤 正一・対馬啓太 でわのもち(有機栽培:紙マルチ栽培)
除草効果を期待して、紙マルチ栽培に取り組んでいます。風が強い庄内地方では気を使いながらの田植えです。苦労も多いですが収穫の喜びは格別です。
田植え作業 5月14日
生産者 髙橋 直之 でわのもち
庄内協同ファームのおいしいお餅の原料になる「でわのもち」です。今年もたくさんのお客様にお届けできるように頑張ります。