「庄内産直ネットワーク公開確認会」6月25日ー27日
JA庄内たがわと庄内協同ファームが一緒に取り組んでいる「庄内産直ネットワーク」のパルシステム生協・公開確認会が庄内で開催されました。生協会員職員50数名、他産地・関連取引など40数名、地元の生産者や関係者約50名を含め約140数名の参加者ですすめられました。
今回の公開確認会では、圃場・施設・栽培管理等の監査確認と平行して岩渕先生、嶺田先生の指導による「田んぼの生き物調査」もおこなわれ、産地側からのプレゼンテーションでは、2003年の公開確認会以降に取り組まれた活動内容が紹介され、総括的な意味を含めてこれまでの活動とこれからの課題が発表報告されました。
特に「田んぼの生き物調査」を公開確認会に参加者した全員が生き物調査に参加し、田んぼに入る体験をするようにしました。そのことをとおして、参加者が産地での取り組みを書類や圃場・施設の監査だけでなく、地域での環境活動をどのようにすすめているか。調査による生き物指標をつくることで地域環境がどのようになっているのか。等、実感的に体験しました。体験を共有することで互いの距離も縮まり環境や農業にたいする認識も広がり深まったと思います。
プレゼンテーションをする庄内産直ネットワーク・大瀧会長 庄内協同ファーム・五十嵐
圃場と施設の説明をする志藤代表
藤島エコセンターの堆肥施設案内
イトミミズ・ユスリカ調査
平行して事前の生き物調査
監査人による書類監査
交流会には、有機栽培されたお米を使用したオニギ。有機のもちを使用した餅つき、
はえぬき麺・月山ワイン(JA)、甘エビ(県漁協)の屋台コーナーがあり賑わいました。