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今年の米作り

庄内協同ファーム  米部会長(生産者) 小野寺 仁志

庄内協同ファーム  米部会長 今年の米作り

今年の米作り

私たちの地域は震災の被害は、ほとんどなかったものの、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放射性物質の農産物への影響が懸念されながらの一年となりました。
幸い県内231ヶ所を対象にした県産米の放射性物質検査で放射性セシウムはいずれも「不検出」だったと9月19日に県が発表、出荷自粛を解除した事で私たちも、ほっとしています。
 さて、今年の米作りも育苗期から低温と日照不足で苗の生育が遅れたことと、耕耘・代かきが遅れたことから田植えは平年より5~6日遅れとなりました。田植え後も低温、日照不足が続き小柄な稲に育ちましたが、7月以降天候が回復したため生育は挽回し、順調な生育を続けた結果、作況は「平年並み」、実よりも良いとの事です。

今年もおいしい、庄内米をぜひ召し上がって下さい。

《庄内協同ファーム 青年部(後継者達)の田植作業風景》

撮影日 2011年5月24日  冨樫俊悦 

撮影日 2011年5月24日  冨樫俊悦

 

5月17日から始めた田植えも、延べ4日間を減農薬の 田んぼに費やし今日から有機栽培の田んぼに取り掛かりました。朝紫という品種で黒米(古代米)の圃場になります。除草対策は、やはり合鴨農法で5月末頃に放鴨の予定です。

撮影日  2011年5月19日   五十嵐勇輝

撮影日  2011年5月19日   五十嵐勇輝

 

朝6:00~午後3時頃まで、父親と一緒に1町2反程に植え付けしました。残りは21日~23日に掛けて行う紙マルチ機を使った田植を残すのみとなりました。04年の就農当時は、顔に付いた泥ばかり気にしていいましたが、今では作業の進み具合の方が気になるようです。

撮影日 2011年5月18日 小野寺紀允 (兄)

撮影日 2011年5月18日 小野寺紀允 (兄)

 

小野寺兄弟は、朝6:30~田植作業に取り掛かり1町3反程の面積を、夕方4時半頃まで掛かったそうです。有機栽培の田んぼで、品種は餅の原料となる、もち米(でわのもち)です。この圃場は合鴨農法で、5月末か6月初め頃には、放鴨されます。

小野寺貴紀 (弟)

小野寺貴紀 (弟)

 

兄をたてながら手慣れた作業で、田植機を操作する弟の貴紀(タカノリ)君。兄弟二人も後継者になってくれた小野寺家、頼もしい限りです。

撮影日 2011年5月12日 高橋直之 

撮影日 2011年5月12日 高橋直之

 

今日が今年最初の田植作業のスタートです。田植機の操作の感触もあり、朝から午後2時くらいの作業で切り上げましたが、1町2反程に植え付け出来ました。

品種は、餅の原料となる、もち米(でわのもち)です。

撮影日 2011年5月18日  石垣忠彦

撮影日 2011年5月18日  石垣忠彦

 

今年の田植え作業も五日目を迎え、残り一日で全部終了の予定です。今日は1町2反を朝から午後4時位まで掛かりました。後ろに見える山は通称出羽冨士と呼ばれる鳥海山。標高2236m。秋田県との県境です。

撮影日 2011年5月11日 《今年も田植が始まりました》

 研修生の疋田友己君の感想

5月11日、庄内町の今野裕之さんの田んぼで田植えを行いました。今野さんは雑草対策としてでわのもちは紙マルチ、つや姫は合鴨農法で栽培します。今日は、でわのもちの田植えで、紙マルチの田植えは初めての体験です。紙マルチ専用の田植え機を使い田んぼを紙で覆い、雑草の発生を抑え、除草の手間を省く事が出来るようです。実際に田植機を運転させてもらい紙の扱いに戸惑いましたが、今野さんの丁寧な指導を受けながら順調に田植えを進めることが出来ました。農薬を使用しない栽培では、雑草対策が課題のひとつです。今後機会を見ながら紙マルチと合鴨の生育状況の違いを観察しいこうと思いました。
研修生→鶴岡市農家離職者帰農・新規就農者支援事業制度を活用しています。1年間

餅の原料になる品種(でわのもち)の圃場

餅の原料になる品種(でわのもち)の圃場

紙マルチ田植機を運転する 疋田君

紙マルチ田植機を運転する 疋田君

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