今回のファームだよりは写真を使用して見ました。取材先は協同ファームの生産者でかつ、製造部門の責任者である野口吉男さんからご協力いただきした。(取材日5月12日、14日)
内容は、田植えの準備から田植えまでの作業工程を6段階に簡易的にまとめたものです。
見覚えのある風景もあるかもしれませんが、皆様が毎日、口にするお米の春の作業を農家のみなさんがどのようにしているか、写真でみて、いろいろ感じて頂ければ、幸いに思います。
NO1 5月12日
このハウスの中で苗を育苗させます。期間は約3週間程度で温度は25℃位に保ちます。
ハウス内の温度調整と育苗状況の観察も必要なので毎日チェックしに足を運びます。ハウスの中には、3町6反歩分必要な為、約1000個の苗箱があります。
NO2 5月12日
運び出した苗箱をトラックに積み、田植えをする水田に運びます。持っている田んぼがすぐ隣りであると楽なのですが、以外とあちこちに分散しているケースが多いとのことです。今年の根は長く元気でしっかりしているそうで、このまま天候も見方してくれますと秋の収穫に期待が持てます。
NO3 5月12日
田植えをする前の水田です。これから水抜きをします。この水田の品種は『ひとめぼれ』となります。水田だけなのですこし見え難いかもしれませんが、御了承ください。
NO4 5月12日
この様に先ほどトラックに積んだ苗箱を水田の端に置きます、水田の脇の畦道に置く場合もあるそうです。この水田の面積は30アールになりますので、苗箱の数は、約90箱程度必要となります。
NO5 5月14日
較的に見た事のある風景かもしれませんね。苗を水田に置いた当日に田植えをする場合もありますが、大概は翌日から田植え作業する場合が多い。作付け面積、天候具合により、それぞれの農家の判断になります。
NO6 5月14日
野口さんは、6条植えの田植え機で作業した場合は、一日150アール程度以上の田植えが可能とのことですが、実際は田んぼがあちこちにあり、天候のこともあるので4日5日程度必要とのことです。当日は私が取材したため思うように進まなかったようです。
以上が田植えまでの大体の作業工程となります。
今回は、協同ファームの事務局の阿部が担当させていただきました。