はじめまして
新組合員になった中村公明です。よろしくお願いします。
昨年まで5人でJファーマーズ余目という組織ををくり米作りをしていました。
一発除草剤の一回きりの栽培でしたが、一年一年が病害虫の被害が心配でした。木酢液の散布で何とか乗切ってきました。
その田からの生産物は安全、安心、うまいと思っていますが、果たしてその圃場を維持、継続また今以上に自然な状態でもっていくことが出来るのか。
和牛5頭の堆肥(ワラ+モミガラ+糞)を春に散布し、元肥の減量あるいは元肥無施用で栽培していますが、5年10年と経過後その圃場の状態がどのように土壌変化してゆくのが心配なところです。ただ、堆肥を大量に投入を続けてゆけば維持できるのかそうしたところ、今回の1月19日に行なわれる土壌分析の技術講習会は楽しみにしているところです。これから有機米、除一米を作ってゆく上での問題は山積ですが、自分としては協同ファームのこれからの活動に期待をしておるところです。皆さんからいろいろ指導をいただき、経営面、技術面に反映させていきたいと考えております。
これからの農業は、環境面を重視した方向に行くのは間違いない事だと思いますが、そのしわ寄せをすべて生産者が責任を負わなければならないのは、行政サイドの怠慢というべきでしょうし、両方の考えを総合的にかみ合ったところに本来の環境重視型の農業経営が生まれて来るように思います。生産者のみが走りすぎ、また行政が政策を押し付ける形での問題解決ではないように思います。