2013年度 「餅製品」と「お米」のご案内
今年も米作り農家にとっては、1年で最も忙しく、最も高揚する時期を迎えました。
又、昨年に続き幾分早めの刈り取り作業で、ここ2年は例年よりも稲刈り時期が早めになってきました。これも温暖化(気候変動)の影響でしょうか。
お米の作況指数は、全国平均で102(やや良)山形県は99~101(平年並)という結果です。最終的にはもう少し上向きになりそうな感じです。お米の消費状況は、皮肉ではありませんが、良い作況指数がそのまま反映されず、全国的に多くの在庫を抱えている状態で日本人の「米=主食」という概念は薄れつつあるように思えます。TPP問題は賛否両論ありますが、予断を許さない状況が続いております。いずれにしても、国や国民は100年の大計で判断して欲しいものです。
現在は検査の為、もち米や早生品種から順次入庫しておりますが、品質的には昨年よりも良好な状況が続いております。
今後は、つや姫、コシヒカリといった品種が入庫となり、10月中旬から下旬に掛けて本格的に出荷が可能となります。
東日本大震災による原発事故以来、東北の農産物とりわけ、お米の消費が落ち込みました。しかしお取引様や消費者の皆様の産直制度に対する高度な理解で今年も新米をお届けする事が出来ます。又、お餅の製造もこれから本格的な
製造体制に入りますので、例年同様に産直製品、産直米をよろしくお願い申し上げます。
尚、放射能検査については、山形県で9月17日に出荷自粛の解除、別途検査している、つや姫は9月27日に解除となりました。それぞれの数値は下記のとおりです。
9月17日解除の数値 検出下限値 (セシウム134 3.0~5.7Bq/kg セシウム137 3.2~5.1Bq/kg)
9月27日解除の数値 検出下限値 (セシウム134 3.1~5.7Bq/kg セシウム137 3.2~5.1Bq/kg)
又、昨年同様に自主的な検査も行います。