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2014年度「お米」と「お餅製品」のご案内

今年もここ庄内地方では、コンバインの音と共に秋風にそよぐ黄金色に染まった稲穂が平野一面となり、いよいよ刈取り本番の時期を迎え生産者も本来は笑顔となるはずですが、昨今の米に関する(TPP、米価等)話題や政策は将来を担う後継者にとりわけ不安となっており、加えて今年JAが提示した概算金は、衝撃を受けました。主食を生産する側に携わっている者には何とも煮え切らない状況に追い込まれております。私達も市場に敏感に価格を修正できれば良いのですが、再生産可能、持続できる農業を目指しており、燃料費等の高騰等でなかなか厳しい環境にあります。

 米の作況指数は、全国平均102(やや良)山形県も102と発表されましたが、刈取りの声としては豊作基調が多く最終的には平年並みより上回ることが予想されます。

 今後は、早生品種から順次入庫・検査を経て施設への保管となります。今年も愚痴をこぼす事になりましたが、お取引先様や消費者の皆様のご理解、ご協力もあり何とか無事に新米をお届けする事ができます。又お餅もいよいよ本格的な生産体制に入ります。安全でおいしい庄内米、お餅製品を今年もよろしくお願い申し上げます。

尚、放射能検査結果については、山形県で911日を以って出荷自粛の解除となりました。別途つや姫の検査は下旬に公表予定との事です。又昨年同様の自主的検査も行いますので、必要に応じてお知らせも可能です。

山形県の放射能検査結果公表のアドレスです(かなり長くなっております)

http://www.pref.yamagata.jp/ou/norinsuisan/140031/copy_of_publicdocument201408284843656113.html

 

12014年月925
庄内協同ファーム 
代表理事  小野寺 喜作

今年も豊作になりそうです。

各地での異常気象、ゲリラ豪雨などで大きな被害がある中、ここ庄内地方は例年と比べ穏やかな気象で推移してきました。4月の種まきは平年通りで、その後の生育も順調に推移し、田植え作業も平年より3~4日早めに終了しました。田植え後も天候に恵まれて、順調に稲の生育がすすみ6月末には平年より45日早く草丈、茎数がとれ豊作が見込まれる稲姿になりました。

8月の中旬ころまでは夏らしい天候が続き出穂も例年より早くなりました。8月下旬から9月上旬は低温と日照が少ない日が続き稲の登熟にはあまりよくない環境でした。しかし、台風の被害も無く早い人では9月12日からは稲刈り作業がはじまりました。高温障害の心配も無く、収穫量・品質ともに良い結果になりそうで、今年も高品質のおいしいお米をお届けできそうです。稲刈り・乾燥・籾摺り調整そして出荷まで細心の注意を払い作業に励みますのでよろしくお願い致します。

庄内協同ファームでは環境にやさしい農産物の生産に取り組んでおります。うるち米は作付け水田の60%ほどが、化学合成農薬・化学肥料を使用しない有機栽培で、合鴨・紙マルチ・チェーン除草・機械除草等いろいろな農法を組み合わせて栽培されております。有機栽培以外の水田も化学肥料の使用は行わず、農薬の使用もネオ二コ系は使用せず可能な限り最小限にとどめ、おいしさと安全・安心を求めて栽培されています。環境に配慮して栽培された農産物を求めていただくことが、お互いにすむ環境を守り、さらにより良い方向につながると思います。是非私たちのおいしい庄内協同ファーム米をご賞味ください。

2014年9月10日 米部会 生産者集合

2014年9月10日
米部会 生産者集合

2014年9月16日 庄内平野風景 稲刈り時期

2014年9月16日
庄内平野風景 稲刈り時期

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