庄内協同ファームだより

トップページ > 庄内協同ファームだより > 庄内協同ファ-ムだより 発行 No.104 2004年7月 

枝豆の収穫を前に

藤島町 志藤知子

「あっ、花が咲いている。」
「あっ、さやがついている。」

当然のことなのに、毎年初めて見つける度に新鮮な驚きと小さな喜びを味わう。今年も早いもので、そんな季節を迎え、定植を終えてホッとしたのも束の間、もう収穫に向けての準備が始まっている。

新潟や東北地方に停滞しているこの前線が通り過ぎれば夏本番“だだちゃ豆”の出番である。
だだちゃ豆は、近年マスコミでもよく取り上げられ、その独特な香りとおいしさで、随分有名になった。産地の中心鶴岡市では、今や枝豆は、米に勝るとも劣らない主力農産物に生長し、まさに破竹の勢いである。

かくいう私も、枝豆に挑戦して7年目。まだまだ駆け出しの私にとって、この時期は頭の痛い季節でもある。
枝豆が白く小さな花をつける頃には、草丈も伸び、幅も出ていかにもりっぱそうに見えるのだが、それからが大変!!

毎日続く長雨に打たれるうちに、右に倒れ、左に傾き・・・・もっと小さく作れば良かった!!と、反省するけれど、後の祭り。毎年のことながら毎年の結果。欲張りな性格が災いしてか、なかなかそこから抜けられない。どの時期にどれ位の草丈が適当なのかまだつかめずにいる自分がもどかしい。

「豊作型」と褒めてくれる人もいるけれど、私としてはもう少しすっきりとした立ち姿に仕上げたかった。
今年の反省はともあれ、早生品種の収穫はもう間近に迫っている。7月下旬から9月上旬までのひと月半を「豆戦争」と呼ぶ組合員がいる程、枝豆の収穫・調整出荷作業は時間との戦いである。鮮度保持の為、多くの人手を使って短時間で選別・袋詰めを済ませ、ダンボールに詰めて予冷をかける。香りとおいしさを逃がさずに届けたい一心での作業である。

やっぱり“だだちゃ豆”はおいしい!!と皆様に喜んでいただけるよう、梅雨明けの天気に期待し、左右に広がりすぎた私の枝豆も充分な陽差しを受けて、見事に稔ってくれる事を願っている。
7月各地に被害をもたらす程に暴れまくった天気、8月はどうぞ穏やかでありますように。



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