庄内協同ファームだより

トップページ > 庄内協同ファームだより > 庄内協同ファ-ムだより 発行 No.100 2003年12月

今年の稲

冨樫俊悦 鶴岡市

私が農業を始めて今年で五年経った。イネミズゾウムシで田に稲がなくなった年もあった。
有機栽培の田には毎年立派なヒエがたっている。今年は冷夏という事もあって収量は例年の一俵落ち。
もともと収量が低いので一俵落ちると凄く痛い。ここまできて、やっと自分を「甘い」と反省している。

有機栽培だから草が生えていても当り前、多収穫を狙えば病気が出やすい減農薬無化学肥料栽培だから収量は低いんだ。今までは一生懸命やる前に決め付けていた。
 ある程度のことをやって「出来る事はやった」と自分をごまかした。しかし、今年、冷害でも精一杯稔り垂れた稲穂を見て「精一杯」の意味を教えられた気がする。

今思うと…

高橋直之 余目町

僕が農家の家に「マスオさん」の立場で来てから3回目の冬を迎えた。農業の「の」の字も分からずに秋の終わりに鉄工所を辞めて富樫の家に来て、その冬からファームにもお世話になり、もちつきの仕事も何だかんだで3年目。
その「何だかんだ」の間、春のとてつもなく忙しい田植え、暑い中ビニールハウスを2棟建てた去年の夏、雨に追われながらの稲刈り、そしてなかなか先が見えないもみすり等々たくさんの仕事や経験をした。

「今思うと激動の2年だったよの」と嫁さんと話をしながらこれを書いていて、「でもまだ2年しかたってないんだよの」と思った。これからあと何回の田植えが待っているのか。何万の米袋を作るのか分からないけど、大変な仕事だとしても、そこに「楽しい」好きな部分を見つけられれば何とかやって行けそうな自信が少しずつ出来てきたかな。
でも、大好きで毎日でも食べたいジャガイモ(コロッケが好き)頑張って作ったけど、お金にはそんなにならないんだよの…..。



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