庄内協同ファームだより

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へちまのこと

2000年9月28日 五十嵐 ひろ子

へちまの花は美しい。直径10センチ以上もある大きな黄色の花が、その薄い花びらを風に揺らして咲いている様は、実に見事だ。
へちま畑のそばを通りかかる人は思わず足を止めて見入ってしまうほどである。

 今年は、9月1日に2回目の、へちま畑回りを行った。の8人のメンバーで、すべての畑を回りチェックする。我が家の作業形態では、へちまの採水と稲刈りが重なると仕事がきつくなるので、今年は、稲刈り前に採水を終わそうと準備にかかる。洗浄済みの一升瓶の王冠は、ラジペンで取ると指先を痛めない事を発見。100円ショップで買い求める。瓶のケースを軽トラックに積み込んで一路へちま畑へ。アルミホイル、カッター、消毒液などの7つ道具を入れた籠を腰に下げ、いよいよ作業開始。

 常に、カッターや、手や、へちまの茎などの消毒は手抜かりなく行う。地上60センチ位を、カッターで斜めに切るとへちま水がにじんでくる。それを一升瓶に差し込み、アルミホイルでしっかりと巻き雨水などの浸入を防ぐ。このやり方で、朝、セットして夕方回収。
直ぐセットして翌日の朝回収。またセットして、夕方回収というやり方で、1本のへちまから丸2日採水したら、それ以上は採水しないという取り決めがある。これはへちま水の品質を、一定に安定させる意味がある。瓶に4~5枚の新聞紙を巻いて洗濯ばさみで止め、日除けにする。ポトン、ポトンとひと滴づつ瓶にたまっていく、自然の恵みを大切に採水する。

 八彩耕房のメンバーも40代後半がほとんど。1年づつ体力の衰えを実感する年齢である。重い物を持つのが大変だ。だが、これがへちま水になると、その重さを感じないから不思議である。

 農村女性8人が、各自の個性を生かしながら、土と向かい合っていきたいという思いを込めてスタートした『八彩耕房』のネーミングもおなじみになったと思います。
 今年もへちま水が採れました。皆さんどうぞ宜しくご愛顧下さい。



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