庄内協同ファームだより

トップページ > 庄内協同ファームだより > 庄内協同ファ-ムだより 2000年7月 発行 No.66

暑中お見舞い申し上げます。

2000・7・25  野口 吉男

暑い毎日が続いています。いかがお過ごしでしょうか。 今年も7月末から8月上旬にかけて稲穂の出る季節となりました。春、3月20日に種籾に薬剤を使わず、60度のお湯に10分浸漬し殺菌して始まった作業から、4月に床土と肥料を合わせる作業(今年は、有機質100%の肥料とくん炭等をつかう)、箱に詰める作業、播種作業と連続した作業の後、ハウスにそれを並べて育苗の前半作業を終える。今度は平行して田圃の基肥散布、耕起、5月の潅水、代掻き、田植えとなり一連の春作業を終える。この後除草の為にトロトロ層は米糠ペレットを10アール75kgから80kg散布した。この間、約1月半本当に忙しかった。

去年から、トロトロ層栽培稲作(育苗時から無農薬・無化学肥料)に取り組み今年は面積を増やしてみた。(トロトロ層:田んぼ表面を発酵させ草が生えないようにする)ファームの仲間に聞くと大変な話ばかり聞いているので心配していたが、2日間除草のために43アールの田に入り、手で地球の表面を所々撫でて回っただけで終える事が出来た。雑草は、ヒエは少なく今年始めた所には、コナギが多く生えていた。去年から始めた所は、ホタルイが多かった。しかしその他に多くの生き物がいて、タニシ、ヒル、オタマジャクシ、ミジンコ等動き回っている。これも5年前から続けている有機質肥料の散布の効果なのかなと思っている。

ここに来て、去年米の品質を悪くした害虫(カメムシ)の多発警報が出されて心配している6月から7月にかけての温度が高かったためと思われる。今まではイナゴの発生が多く困っていて今年は少ないなと思ったらこれである。本当に毎年何か起こるものである。
 今後どうなるかは、後のファーム便りに譲るとして、7月24日の夜の雷はすごかった。寝苦しいので窓を開け雷のショウを見ていた。とめどない光の点滅と雷音、地球の最後はこうして終わるのかなと考えてしまった。30分くらいのショウも終わり、涼しくなってきたところで自然に寝てしまったようで朝まで窓は開いたままだった。人間のやっている事は、自然に比べれば小さなように思われるが、それでも人間は自然を食いつぶして生きている。いつか昨日の夜のような終わりが来ないように!



ページの先頭へ戻る