庄内協同ファームだより

トップページ > 庄内協同ファームだより > 庄内協同ファ-ムだより 2000年3月 発行No.63

環境方針に基づく環境マネージメントについて

現在、幣組合では環境管理マネージメントを出発させ、農産物生産、加工等の事業における環境負荷削減と、改正JAS法における有機食品表示に対処し、環境保全型農業継続の為、㈱農業食品監査システムと提携し、農業版「ISO14001」といわれる「AFAS(アファス)システム」の構築と認証取得を目指して活動しております。
 これまで以上に、情報公開と具体的な営農改善に役立てて、皆様からの信頼を得るべく、努力してまいります。

宣 言

 私たち農事組合法人庄内協同ファームは「豊かな自然環境を大切に」「安全とおいしさを求めて」を理念として、持続的農業経営発展を計るため「AFASシステム」を導入し、行動をすることをここに宣言する。

農事組合法人 庄内協同ファームの環境方針

 人類の営みは、有限である地球の未来へ影響を与え、壊し続けているが近代産業の中で、農業も自然破壊への一つの大きな要因であることを認識する。
 私たちは農業本来の持つ、自然に融合する豊かさを大切にし、農産物の生産、加工、流通全般にわたり、環境負荷を出来る限りなくし、自然循環的資源を最大限活用し環境保全と人々の健康増進に資したいと考える。さらに、未来産業としての農業を確立するためにも農業に対する環境法規制、自主基準、その他の要求などを遵守するだけでなく以下の諸努力を行う。

1. 化学肥料、化学農薬をはじめとする化学物質使用削減による土壌、水質、大気汚染の防止。
2. 環境負荷の少ない生産技術の習得や資材の使用。
3. エネルギー使用量の削減。
4. 廃棄物の削減、リサイクル。
5. 農地の生物多様性の保全。
6. 調達先や供給先の環境活動への展開協力。

 また更に、AFASシステムを定期的に監査見直しする事によって継続的改善に努める。以上、全生産者に周知するとともに、ここに公に声明するものである。

2000年3月10日  農事組合法人 庄内協同ファーム 代表理事 齋藤健一

今年チャレンジしてみたい事

五十嵐 良一 鶴岡市

 学名・オリザ、稲の学名オリジアス、めだか、稲の魚という意味らしい。めだかの世界的分布は、水田の存在と重なっているという。
 娘との会話。「父ちゃん、環境問題でめだかの事書いて,受験の作文練習して先生から見てもらった。」私、「ん・・・・!!」彼女達にとって、めだかは水族館か学校のガラスの水槽で観察するものらしい。

 昨今、大量の化学物質、化学製品の使用,廃棄が環境を汚染し未来に不安を投げかけている現実が一般にもようやく認識されはじめました。今年の暖冬は,去年の猛暑とともに地球環境変化が肌で実感されます。またも稲作への影響が心配です。
 新しく定めた「食料・農業・農村基本法」の中にも基本理念として、食料の安定供給をあげながらも、多面的機能・自然環境の保全農業の持続的な発展そして自然循環機能の維持と今までとは違う視点で農業の構築が示されています。4月からは、有機認証の発足に伴い厳密な食糧生産の展開が求められるようになってきました。

 1月末二日間にわたり「省資源・環境保全型稲作技術全国交流集会に参加する機会があり、300名が集い無農薬や有機栽培等の取り組み実践報告、討議がなされ、久し振りに基本的な稲作技術の議論を聞く事が出来,日本各地の熱い稲作農民の心意気に触れました。
 しかし、30年余り、近代化学農法、V字型稲作で多収をめざし誇ってきた我々の肥培技術の意識の中では,真正面で受け止める事は,至難でした。

私も10年程前より減農薬・減化学肥料そしてわすかですが、無農薬無化学肥料の稲作をやっと取り組み始めました。低米価・高コストの中で、実験的な段階ですが、昨年の課題を整理し今年も、と思っています。せめて「水田の魚」が実験用に例えられない事を想い・・・・。



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